メディアテークに県内文化施設12館集結-トークショーや体験イベント

昨年の「ミュージアムユニバース」。「縄文の森広場」による縄文アクセサリーづくりのワークショップの様子

昨年の「ミュージアムユニバース」。「縄文の森広場」による縄文アクセサリーづくりのワークショップの様子

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-3171)1階オープンスクエアで12月20日・21日、県内の文化施設12館が集まるイベント「ミュージアムユニバース」が開かれる。

「ミュージアムユニバース」会場の様子

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 仙台・宮城の博物館や文化施設による共同事業体「仙台・宮城ミュージアムアライアンス」(SMMA)が企画。「それぞれの活動を束ねて増強させること」「それぞれが持つ知的文化資源を総合的に把握できる場を作ること」を目的に、今年で2回目の開催となる。昨年は2日間で延べ約900人が来場した。

 「すてき・ふしぎ・おもしろい」をテーマに、トークショーやクイズ、ものづくり体験、各施設の紹介展示などを展開。「トークとイベントの広場」では、仙台市天文台の土佐誠台長による「きみはアイソン彗星(すいせい)を見たか?」、東北大学総合学術博物館の小川知幸助教による「クリスマスのはじまり~歴史的考察~」、仙台市博物館の教育普及班による「仙台市博物館からの挑戦状【冬の陣】~君も政宗通!~」など、各館の専門家や学芸員によるプログラムを用意する。

 「体験広場」では、ものづくりや遊びを通して各館の特色を体験するイベント、ワークショップを開催。重曹やクエン酸など身近な材料を使って入浴剤を作る「出前チャレンジ・ラボ シュワシュワ発泡入浴剤を作ろう!(スリーエム仙台市科学館)」、けん玉・お手玉・おはじき・めんこなど昔懐かしい玩具を体験できる「昔なつかしのてづくりおもちゃ(仙台市歴史民俗資料館)」、縄文風のオリジナルアクセサリーやミニチュアグッズを作る「縄文アイテムづくり(仙台市縄文の森広場)」など。

 「展示の広場」では、各館をパネルで紹介しパンフレットを配布。「ここでしか味わえない、とっておきの企画も用意する」(SMMA事務局担当者)。ミュージアムグッズショップも出店し、各館のオリジナルグッズを販売する。

 同担当者は「ご家族皆さんで体験していただき、仙台・宮城にたくさんのミュージアムがあることを知ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、20日=13時~20時、21日=11時~17時。入場無料。

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