深まる「芸術の秋」、仙台で3つの写真展-テーマさまざまに

青葉区の「カフェ モンサンルー」で開催されている写真展「日々色」の様子

青葉区の「カフェ モンサンルー」で開催されている写真展「日々色」の様子

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 冬支度が進む仙台の市内数カ所で「芸術の秋」の名残を惜しむように、複数の写真展が開催されている。

奥州街道の同じ場所をイラストと写真で見せる「Frame of time」

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 仙台市役所本庁舎(仙台市青葉区国分町3)ギャラリーホールでは「Frame of time 絵+写真 2つのアプローチ・奥州街道」を開催中。仙台の日常風景を1万点の写真で記録することを目標に活動する写真家グループ「仙台コレクション」が、仙台の街並みや情景をスケッチで表現する「仙台スケッチ集団」とともに、奥州街道上の同じ場所を写真と絵の両方で見せている。「異なる絵と写真の表現により、全く違ったものに見える面白さを体験してほしい」(開催概要から)。開催時間は9時~17時。入場無料。今月27日まで(土曜・日曜・祝日は閉館)。

 青葉区の「カフェ モンサンルー」(上杉2)では、「コーヒーと写真が好き」という共通点を持つ大内仁詩さん、水野健一さん、田中舘一久さんの3人による写真展「日々色」が開催されている。「3人それぞれの日々の風景を切り撮っている。心に響く『日々色』をお楽しみいただければ」と田中館さん。開催時間は12時~19時。入場無料。今月20日まで(土曜定休)。11月28日~12月12日には、青葉区一番町のギャラリー「オーサムクリエイターズショップ」(一番町2)に場所を移して同「余韻展」も予定する。

 ライブハウス「パークスクエア」(青葉区本町3)では11月17日から、「パークスクエア・ロック写真展」が開催。プロ・アマ合わせ11人のカメラマンが、「ライブの臨場感・ロックという精神を余すことなく」(事務局代表の大内敏彦さん)表現する。出展者による座談会や、プロカメラマンによるトークショーも予定。開催時間は17時~23時(最終日は22時まで)。入場料は500円(1ドリンク付き)。今月20日まで。

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