仙台の百貨店「藤崎」、新館の概要発表-東北初「イヴ・サンローラン」も

「仙台ファーストタワー」商業棟とアトリウムのイメージパース。商業棟が「藤崎ファーストタワー館」として7月11日にオープンする

「仙台ファーストタワー」商業棟とアトリウムのイメージパース。商業棟が「藤崎ファーストタワー館」として7月11日にオープンする

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 仙台の百貨店「藤崎」(本社=仙台市青葉区一番町3)は6月1日、市内で記者会見を行い、7月11日にオープンする「藤崎ファーストタワー館」(同)の概要を発表した。

開発が進む現在の様子

 同館が入居する「仙台ファーストタワー」は、ヒューリック(東京都中央区)と日本土地建物(千代田区)、みずほ銀行(本社=千代田区)が共同で開発を進める複合ビル。2007年6月にビジネス棟が竣工し、今月30日に商業棟とアトリウムの完成で全体竣工となる。開発規模は、全体の敷地面積が約2,400平方メートル、延べ床面積は約29,300平方メートル。

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 「藤崎ファーストタワー館」は商業棟の全3階と屋上階を利用し、総売り場面積は約1,150平方メートル。1階と2階の一部に、同百貨店の一番町館から「グッチ」が移転。ハンドバッグ、スモールレザーグッズのほか、ファインジュエリー、ウエア、シューズなどを充実させる。2階には「イヴ・サンローラン」「セルジオ・ロッシ」が、いずれも東北初オープンする。ブランド選定の理由について、同社の阿部雅通常務は「あくまでお客さまの声を集約しながらだが、(東北)新幹線が青森まで開通することもあり、特に海外ブランドの場合は東北という大きい市場を考えながら選定した」と説明する。

 3階は「FUJISAKI Beauty Square」として、ビューティーサロン「インフェイシャス」、デイスパ「スタイルスパ ガウシェル」を並べた。4階には屋上庭園を設け、仙台のダイニングレストラン「土龍」のオーナーが手がけるブラッスリー「ヴェランダ」を併設。「今まで『モノ』を中心に展開してきたところにサービスも強化し、本館、大町館、一番町館との4館体制で商店街の集客力を上げていきたい」と意気込む。同館の初年度の売上目標は20億円。

 会見では併せて、事務所棟と商業棟の間に位置するアトリウムの概要も発表された。オープン日は同じく7月11日。施設は広場と店舗で構成され、入居テナントは1階=ベーカリーカフェ「キャスロン」、2階=とんかつと豚肉料理「平田牧場」、3階=ヘアメーク「アルティスタ ファーストタワー」。日本土地建物広報室課長の原一恵さんは「公共的なイベント会場や展示場としても(広場を)開放するなど、仙台の新たなにぎわいスポットとして、市民の皆さんに憩いの場を提供していきたい」と話した。

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