利府町のモリリン加瀬沼公園内に10月31日、「ラプラス公園 in かせぬま」が開園した。

遊具のメインモチーフになっているラプラスと「ポケふた」

　宮城県は2019年7月からラプラスを「みやぎ応援ポケモン」に起用し、観光振興や復興支援の取り組みに活用している。2021年7月には「ポケットモンスター」関連事業を行うポケモン（東京都港区）と包括連携協定を締結した。

　今回、ラプラスをメインにポケモンをモチーフとしてデザインした公園遊具の寄贈を「ポケモン」から受け、県が「ラプラス公園 in かせぬま」を整備した。「ポケモン」が遊具を寄贈した公園は全国で11カ所目となり、宮城県内では初めて。来年春には仙台市若林区の海岸公園内にも開園する予定。

　モリリン加瀬沼公園内約560平方メートルの敷地に、ラプラスをかたどった高さ約4メートル、全長約7メートルの滑り台をはじめ、ブランコ、アスレチック遊具など遊具12基を設置。遊具にはラプラスのほか、タマンタ、ホエルコ、サメハダー、ウミディグダといった「みずタイプ」のポケモンもデザインされている。

　開園を記念して、ポケモンの絵が描かれたマンホールふた「ポケふた」も園内に設置された。11月30日まではスマートフォン向け位置情報アプリゲーム「Pokemon GO」とラプラス公園が連携した取り組みも行う。