仙台市内で5月30日、スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ「Pokémon GO(ポケモンGO)」のリアルイベント「ポケモンGO Fest(フェスト)2024:仙台」が開幕した。
アジア太平洋・米国・欧州の3都市で毎年行われている「ポケモンGOフェスト」。今年の開催地は、スペイン・マドリッド、米ニューヨークと共に仙台市が選ばれた。6月2日までの4日間、泉区の七北田公園をメイン会場に仙台市全体を探索エリアとして開催する。2023年の大阪開催時は3日間で6万人が参加した。
仙台市内の「ポケモンGO」公式ルートも設定された。「ラプラスのポケふたと仙台食べ歩きルート」「ラプラスのポケふたと仙台のケヤキ並木を楽しむルート」「【杜(もり)の都・仙台】広瀬川をたどる」「【杜の都・仙台】仙台城跡」「【杜の都・仙台】Seaside Park」など10ルート。七北田公園最寄りの泉中央駅のほか、ルートに設定された仙台市中心市街地や観光スポットには国内外からポケモントレーナー(ポケモンGOプレーヤー)が大挙して押し寄せた。
七北田公園ではオープニングセレモニーが開かれ、郡和子仙台市長、「ポケモンGO」の開発・提供を手がける米ナイアンティック日本法人社長の村井説人さんが開幕を告げた。郡市長は「今回仙台市内に登場した10種類の公式ルートや、商店街でのお買い物キャンペーンを通じて、杜の都の美しい景観や文化、グルメに温泉など堪能いただきたい。たくさんのポケモンをゲットするのと併せて、仙台でさまざまな思い出もゲットしていただけることを願っている」と呼びかけた。
期間中、仙台市中心部商店街や定禅寺通、青葉通にイベントオリジナルフラッグを掲出し、商店街61店舗を対象にした買い物キャンペーンも展開。商品購入などの利用時にポケモンGOのゲーム画面を提示した人に限定シールを進呈する。七北田公園のほか、ぶらんどーむ一番町商店街、クリスロード商店街ではゲームに登場する人気キャラクター「ピカチュウ」の紙製サンバイザーを配布する。
仙台駅前の仙台パルコ本館(仙台市青葉区中央1)では「ポケモンセンタートウホクイベント」 を開催。1階アーケード入り口と4階吹き抜けスペースにポケモンキャラクターのバルーンを設置し、2階正面入り口ではピカチュウと、同じく人気キャラクターの「イーブイ」が各日数回グリーティングを行う。ピカチュウとみやぎ応援ポケモン「ラプラス」の紙製サンバイザー配布も行う。
6月2日まで。