商店街を活用した非接触・分散型の複合アートイベント「ぶらんど～む一番町文化祭」が2月17日、ぶらんど～む一番町商店街エリアで始まった。

街の景色にドローイングが重なり現れるAR作品

　一番町一番街商店街振興組合が「街は生まれなおしている」をテーマに、無病息災や地域活性化を願うと共に、街の魅力を発信しようと企画した。10日間にわたり、仙台ゆかりのアーティストによる作品展示やライブパフォーマンス披露、街の変化を写真で紹介するAR展示、普段は見ることのできない街の裏側を巡るツアー、専門家を招いたシンポジウムなど、リアルとオンラインのさまざまなコンテンツを屋内外で展開する。

　参加アーティストは、浅野友理子さん、APE TOPE、大槻英世さん、工藤夏海さん／DemOTRa！（でもトラ！）、熊谷和徳さん、佐々瞬さん、秩父英里さん、ペロンミさんなど。

　23日～26日（14時～14時30分、悪天候の場合は中止）は、仙台フォーラス広瀬通側外壁面（地上25メートル付近）で、大槻英世さんによるペインティングパフォーマンスを行う。シースルーエレベーターを覆う外壁面に、マスキングテープなどで絵を描く。

　24日（18時～22時40分）は、仙台フォーラス駐車場で野外映画上映会を開く。上映作品は、41人の監督たちによるオムニバス映画「311 明日」。

　今月26日まで。