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仙台パルコで東北出身アーティストの作品展 出身県をテーマにした新作など

宮城出身の佐々木俊さんの展示

宮城出身の佐々木俊さんの展示

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 東北出身アーティストの作品を展示する「TOHOKU POP OUT(トウホクポップアウト)-東北から飛び出す表現を見て、感じる仙台PARCOの芸術の秋-」が現在、仙台パルコ本館(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)6階スペース6で開催されている。

青森出身の西川友美さんの展示

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 参加アーティストは、宮城出身の佐々木俊さん(グラフィックデザイナー、アートディレクター)、岩手出身の森優さん(イラストレーター、漫画家)、福島出身のunpis(ウンピス)さん(イラストレーター)、吉田雅崇さん(グラフィックデザイナー)、秋田出身のoyasmur(オヤスマー)さん(イラストレーター)、青森出身の町田ヒロチカさん(イラストレーター、作家)、昨年4月に亡くなった西川友美さん(グラフィックデザイナー)。アーティストごとにブース分けし、グラフィックやイラスト、立体物や書籍、ウエアや雑貨など、出身県をテーマに制作した新作や過去の作品を展示する。

 仙台パルコの展示担当者は「ポップさを重視し、トウホクポップアウトというタイトルともマッチする表現、何かはじけ出るような明るい感じを特徴としている作家たちに声をかけた」と話す。

 メイン会場と特設会場では、東北芸術工科大学(山形市)と仙台パルコによる初めてのコラボ公募展「東北芸術工科大学 学生作品公募展」の受賞作品と入選作品合わせて約30点を展示する。

 物販コーナーでは、会場内で展示しているオリジナル作品のミニサイズ(A3)の受注販売を行うほか、各アーティストによるオリジナルグッズを販売。盛岡市のインディペンデントブックストア「BOOKNERD(ブックナード)」によるミニポップアップも出店し、書籍やグッズなどをそろえる。

 担当者は「東北から飛び出した、これから飛び出していくアーティストの作品を通して、多様な表現方法の豊かさを感じるとともに、自身の地元に思いをはせたり、東北の魅力を新しい角度から見つめたりしてもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~20時。入場無料。11月13日まで。

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