食べる

宮城県庁食堂で「伊達な学校給食フェア」 栄養教諭が地場食材使い献立考案

左上から時計回りで1月23日~27日の提供メニュー(写真提供=宮城県)

左上から時計回りで1月23日~27日の提供メニュー(写真提供=宮城県)

  • 10

  •  

 宮城県内の栄養教諭が考案した献立を日替わりで提供する「伊達(だて)な学校給食フェア」が1月23日から、宮城県庁(仙台市青葉区本町3)2階の食堂「カフェテリアけやき」で開催される。

[広告]

 各地域の地場産物を活用した特色ある学校給食を通して、宮城県の食材や学校給食について県民に理解を深めてもらおうと、1月24日~30日の「全国学校給食週間」に合わせて2013(平成25)年度から行っている企画。栄養教諭が初任者研修、5年経験者研修、中堅栄養教諭研修の課題として作った献立を日替わりで提供する。

 献立は、23日=低塩パン、マイタケ入り米粉グラタン、ひじきサラダ、トマトと玉子のスープ(東和中、登米市東部東和学校給食センター)、24日=豚肉とゴボウのごはん、擬製豆腐、カツオとヒジキの煮物、ふかふか団子のすまし汁、ミニブランマンジェブルーベリーソース(県立視覚支援学校)、25日=米粉きなこパン、カラフル洋風玉子焼き、地場産水菜とじゃこのサラダ、美里の恵みカレーうどん(不動堂小)、26日=小松菜とシラスの混ぜごはん、もちもちシャッキリレンコンつくね、キャベツとキュウリのショウガあえ、ナメコと玉子のスープ、リンゴ(県立金成支援学校)、27日=花わさびごはん、加美町のみそだれとんかつ、大根サラダ、加美町きのこ汁(宮崎小)。

 全てに牛乳が付き、おかずや汁物は実際に給食で使っている食器に盛り付けて提供する。パンは国産小麦粉100%(県産夏黄金40%、県産シラネコムギ10%、北海道産ゆめちから50%)、コメは県産「環境保全米ひとめぼれ」を使う。

 県教育庁保健体育安全課学校保健給食班の職員は「食育の一環として、学校給食が地場産物や食文化など生きた教材となるよう、さまざまな工夫を凝らして作られていることへの理解を深め、関心を持ってもらうことを目的としている。現在の学校給食を味わいながら、懐かしんだり新たに発見したりして、楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 価格は各500円。提供時間は11時~、12時~。各回40食限定。今月27日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース