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仙台・広瀬通にアメリカンダイナー 不動産会社が事業ノウハウ生かし出店

「アメリカンダイナーグフ」店内。今後、ピークオフ時にコワーキングスペースとして活用することも検討しているという

「アメリカンダイナーグフ」店内。今後、ピークオフ時にコワーキングスペースとして活用することも検討しているという

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 仙台市青葉区の広瀬通沿いに「AMERICAN DINER gfu.(アメリカンダイナーグフ)」(立町、TEL 070-8710-4421)がオープンして2カ月がたった。

ブラータチーズを丸ごと挟んだスタッフ一推しの「gfu.スペシャル」

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 運営は不動産事業やシェアオフィス運営を手掛ける「アル・エル」(宮城野区榴岡4)。出店のきっかけは、昨年春に完成した自社ビルのテナント募集の際、シェフの福士繁治さんに出会ったことだったという。同社広報担当の大友菜月さんは「コロナ禍に負けず事業を通して仙台を盛り上げたい、シェアオフィス事業の実績を生かして新たな価値を創出できればという当社の思いと、お客さまに居心地の良い空間とおいしい料理を提供し、地域の活性化に貢献したいという福士の思いが一致した」と話す。

 店舗面積は約25坪。席数は、テーブル18席、カウンター4席。開放感のあるオープンキッチンで、客席間にはゆとりを持たせる。一般的なアメリカンダイナーとは異なり、「あえてモダンでスタイリッシュな落ち着きのあるダイニングスペースをデザインした」と大友さん。

 ランチタイムはハンバーガーのセットメニューを提供する。ハンバーガーは北海道産小麦粉と全粒粉を使い、店内で焼き上げるバンズに、米国産ブラックアンガス牛100%のパティと野菜をふんだんに挟む。ケイジャンスパイスの香りが特徴の「スタンダード」(1,000円)、レッドチェダーチーズとモッツァレラを合わせた「グリルベーコンWチーズ」(1,350円)、ブラータチーズを丸ごと挟んだ「gfu.スペシャル」(1,650円)、ジャークチキンとホットサルサを合わせた「ジャークチキン」、みやぎサーモンを使った「サーモンフライ」(以上950円)と、季節商品の「シーズン」(1,350円)を提供。サイドディッシュ(フレンチフライ、オニオンフライ、コールスロー、グリーンサラダから1つ)とドリンクが付く。ドリンクは追加料金でアルコールも選べる。

 ディナータイムは、ハンバーガー3種とアラカルトメニューを提供。主なメニューは、「自家製ピクルス」「サツマイモのスパニッシュオムレツ」「ラムレーズンクリームチーズ」(以上550円)、「オリジナルスパイス フライドチキン」「フィッシュ&チップス」(以上850円)、「みやぎサーモン・コブサラダ」(950円)、「ジャークチキン」(980円)、「女川直産!片倉商店 シングルシードオイスター(フレッシュ、ジンスチーム)」(各1,100円)、「バーガー屋のハンバーグ」(1,300円)、「スペシャリテ!ビーフシチュー」(1,980円)、「USブラックアンガス ショルダーステーキ」(2,750円)など。

 客単価は、ランチ=1,000~2,000円、ディナー=4,000~5,000円。平日は近隣のオフィスワーカー、休日は20~50代の幅広い層に利用されている。大友さんは「家族での食事やビジネス会食、打ち上げ、デートでも利用できるおしゃれで居心地の良いアメリカンダイニングで幅広いニーズを満たし、コミュニティーの促進・活発化にも貢献できれば」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。月曜定休(祝日の場合は翌火曜)。フードデリバリーサービス「Wolt」にも対応する。

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