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仙台・メディアテークのミュージアムショップに「マムアンちゃん」コラボ商品

カネイリミュージアムショップ6の「マムアン×東北」コラボグッズコーナー

カネイリミュージアムショップ6の「マムアン×東北」コラボグッズコーナー

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)1階「カネイリミュージアムショップ6」(TEL 022-714-3033)で1月28日、タイの漫画家・アーティストのウィスット・ポンニミットさん(通称タムくん)が描くキャラクター「マムアンちゃん」と東北の職人やメーカーのコラボグッズの販売が始まった。

マムアンちゃん×下河原焼土人形の土笛

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 金入(青森県八戸市)が運営する同店は東北6県の伝統工芸品や職人が手掛ける作品、デザイン・アート関係の書籍・グッズなど約4000点を取りそろえる。タムくんは「仙台短篇(たんぺん)映画祭」での作品上映をきっかけに仙台での作品発表を行っている。同店ではオープン当初からタムくんの著作やグッズを販売し、原画やスケッチ、リトグラフ作品などの展示販売会を定期的に行ってきた。

 同店では1月にオープン10周年を迎えたことを記念して、「MAMUANG×TOHOKU(マムアン×東北)」と題した企画を展開。店長の伊藤彩乃さんは「東北が持っている熟成された地域性や個性を発信していく場として機能することを大切にしてきた。10周年の節目に、マムアンちゃんが持っている真っすぐで誠実な魅力を借りて、この10年で出会った東北に根差してものづくりを行う方々を全国へ紹介したいと考えた。タムくんも日本のものづくりとのコラボレーションに興味があり、企画が実現した」と話す。

 商品は、「アートカード(南三陸町、NOZOMI PAPER Factory)」(550円)、「マッチ箱クリップ(仙台市、佐々木印刷所)」(880円)、「飾りコマ(山形県天童市、コロン)」(2,420円)、「土笛(青森県弘前市、下川原焼土人形 阿保正志さん・阿保七海さん)」、「起き上がり人形(岩手県紫波郡、コシェルドゥ)」(以上、2,750円)の5アイテム。

 「マムアンちゃんというポップなキャラクターをどのくらい再現できるか、作り手の皆さんが解釈し表現する『余白』がどのように商品に表れるのか、ドキドキしながら待っていたが、思い描いていたよりもすてきな商品に仕上がった」と伊藤さん。「大量に作れないからこその『揺らぎ』があり、眺めていてマムアンちゃんがまるで生きているかのように感じる面白さがある。東北の作り手さんのすごさとマムアンちゃんというキャラクターの魅力が掛け合わさって、どこにもない魅力を発しているのではないか」と話す。

 営業時間は10時~20時。3月ごろからオンラインでの販売も予定する。

 同店では現在、「マムアンちゃんと東北 ポップアップショップ」を開催。今回のコラボグッズのほか、原画・リトグラフ、カレンダー、ブックカバー、メモ帳、クリアファイル、ピンバッチ、ぬいぐるみ、アクリルキーホルダー、書籍などマムアンちゃんグッズ約60点を販売している。2月21日まで。

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