農水省選定「郷土料理百選」、宮城から「ずんだ餅」と「はらこ飯」

「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた「ずんだ餅」(写真提供=北上京だんご本舗)

「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた「ずんだ餅」(写真提供=北上京だんご本舗)

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 農林水産省が12月18日に発表した「農山漁村の郷土料理百選」に、宮城県から「ずんだ餅」と「はらこ飯」が選ばれた。

 同百選は、農山漁村の暮らしの中で受け継がれ、かつ、現在もふるさとの味として認知されている料理を選出したもの。同省がリストアップした全国の郷土料理約1,650品を対象にインターネットで人気投票を行い、さらに服部学園理事長の服部幸應さんが委員長を務める選定委員会が最終審査を行った。「それぞれの思いで自分の一押しの郷土料理を最後の1品に加えてもらい、百選を完成させていただきたい」(委員会)との考えから、選定数は99品とした。

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 宮城県からは「ずんだ餅」「はらこ飯」の2品が選ばれたほか、「農山漁村との関係が薄いものの、地域住民にご当地自慢の料理として絶大な人気があり、広く国民に愛され支持されうる料理」として特別に設けられた「御当地人気料理特選」にも「牛タン焼き」が選ばれた。

 この結果を受けて宮城県農林水産部の担当者は「『ずんだ餅』『はらこ飯』ともに宮城県の代表的な食材である『米』をメーンに、枝豆や鮭など旬の食材を組み合わせた、正に全国に誇れる郷土料理。これを機会として多くの皆さまに郷土のよき食文化を再認識していただき、宮城の食材を応援していただきたい」と話す。

 宮城県内でずんだ餅の製造・販売を行う「北上京だんご本舗」(仙台市宮城野区福田町2)の担当者は「宮城にはほかにもおいしい食品があるにもかかわらず選ばれたということで、大変うれしく思うと同時に、宮城の『ずんだ餅』をより一層守っていかなければと感じた。百選に選ばれたことによって今までご存知なかった人にも認知され、ほかの商品にも注目していただけるようになるなど、宮城菓子業界のさらなる活性化にもつながるのでは」と話している。

 同省では今後、「郷土料理にまつわる歴史、文化、レシピ、伝承活動などについてとりまとめて全国に情報発信し、食文化を通じた地域振興を図る」とし、来年2月には百選を紹介する小冊子を発行予定。

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