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八木山動物公園が合格祈願の「運がつくお守り」-「糞ペーパー」使用

配布場所のゼブラショップ。スタッフがぬいぐるみと共に手に持っているのが「運がつくお守り」

配布場所のゼブラショップ。スタッフがぬいぐるみと共に手に持っているのが「運がつくお守り」

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 仙台市八木山動物公園(太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)で配布している合格祈願「運がつくお守り」が、受験生を持つ家族を中心に人気を集めている。

糞ペーパーでできた「運がつくお守り」

 「動物園を挙げて受験生を応援したい」と、今年初めて企画した。しおり型のお守りで、一つ一つ職員が手作業で作っている。

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 材料は同園で製造した「糞(ふん)ペーパー」。消毒した糞の中に消化されず残った草や竹の葉などの繊維と牛乳パックを砕いて混ぜ合わせた物を、和紙と同じようにすいて作る。「『運(うん)がつきますように』との思いを込めて、うんちを使った糞ペーパーを材料に選んだ」(同企画担当者)。

 お守りには、アフリカゾウとレッサーパンダの糞を使った糞ペーパーを使用。「アフリカゾウは大きくてどっしりとしたイメージの動物なので『どっしりと落ち着いて試験に挑めますように』、レッサーパンダはとても木登りが上手な動物なので『落ちない』の意味を込めて選んだ」

 アフリカゾウバージョンには、「運(ち)を身につけ合格をよびこもう」のメッセージと、同園オリジナルキャラクター・トロロくんのイラストをデザイン。レッサーパンダバージョンには、「合格祈願」の文字とレッサーパンダのイラストをあしらった。

 ビジターセンター展示室に設置された同園オリジナル「巨大合格祈願絵馬」をデジタルカメラや携帯電話などで撮影し、併設する土産売り場「ゼブラショップ」で職員に提示すれば無料で入手できる。1人1枚限定で、種類や色は選べない。

 今月4日から配布開始後、子どもや孫のためにと受験生を持つ家族から人気を集めている。「とても喜んでいただいており、やって良かった」とほほ笑む同担当者。製作に手間が掛かることから当初は500枚程度を予定していたが、「皆さんに行き渡るように」と増産中だ。「動物たちと園職員みんなで受験生の皆さんの合格を応援している。うんを身につけ、合格を呼び込んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開園時間は9時~16時(入園は15時まで)。月曜休園(休日の場合は翌日)。入園料は、一般=400円、小・中学生=100円(未就学児は無料)。お守りの配布は公立高校の入試に併せて3月2日まで。

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