仙台市青葉区・定禅寺通沿いの多国籍ダイニング「杜ノ都 DINING MeCCA」（仙台市青葉区国分町3、TEL 022-224-8018）の「特製アイスバイン」が人気を集めている。

　県内の飲食店で10年間経験を積んだオーナーの幅ヒロナリさんが昨年開業した同店。「杜の都・仙台の中心部で、みんなが集まれるような『メッカ』にしたい」との思いを店名にした。店舗面積は25坪。席数は、カウンター7席、テーブル35席。

　同店では多国籍料理約30種類を提供し、中でも「特製アイスバイン」（900円）は「一度食べた人が必ずリピーターになるほどの人気」（幅さん）だという。豚のスネ肉をブイヨンで丸1日煮込んで臭みを取り、柔らかくしてから約3日間塩漬けしたものを、注文を受けてから焼く。「通常のアイスバインはハムのような食感だが、うちで出しているものはスネ肉とは思えないほど、とろとろで柔らかい。塩味がきいて酒がグイグイ進む。特にビールに良く合う」とも。

　そのほか、「旬物と有機野菜とチーズフォンデュ」「有機野菜のバーニャカウダ」「蔵王ベルツの金賞ソーセージ盛合せ（3本）」（各880円）、「有機野菜とソーセージのデミソース煮込み」（980円）など、蔵王の有機野菜や、蔵王高原のレストラン「ベルツ」のソーセージを使ったメニューも用意する。

　ドリンクメニューは約300種類と豊富。「コロナビール」（700円）、「レフ・ブロンド生樽」（770円）、「レモンビール」（750円）、「エルディンガー・ヴァイスビア・ヘーフェ」（850円）など各国のビールをはじめ、焼酎・日本酒・ワイン・ベルモット・ウイスキー・カクテルなどを用意する。

　客単価は2,800円～3,000円。メーンの客層は30代女性。幅さんは「お客さんの笑顔を見るのが何より楽しい。これからも、より多くの方に来ていただけるような店づくりをしていきたい」と話す。

　営業時間は18時～翌3時。