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仙台・マーブルロードおおまちに「北京餃子」移転1カ月 学生客再び定着

移転オープンした「北京餃子」店内

移転オープンした「北京餃子」店内

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 中華料理店「北京餃子(ギョーザ)」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-262-4363)が移転オープンして1カ月がたった。

ボリューム感のある看板メニュー「広東焼きそば」

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 ギョーザの製造販売を行う船田食品製造(利府町)が1977(昭和52)年3月、仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)地下に出店した同店。低価格でボリューム感のあるメニューで学生や会社員を中心とした仙台市民に47年にわたり親しまれてきた。

 仙台フォーラスの休業に伴い2月29日で同所での営業を終え、4月1日、マーブルロードおおまち商店街の「しまぬきビル」地下1階に移転オープンした。同社営業部担当者は「既存のお客さまが通いやすい仙台フォーラス近辺を探していたので、理想的な場所だった」と話す。

 店舗面積は213平方メートルで、移転前の約2倍の広さとなる。席数は72席。「以前の店内はあまり安らげない雰囲気だったので、少しでも安らげるような、落ち着いた雰囲気に仕上げた」と同担当者。これまでと変わらず、学生やサラリーマンを主なターゲットに据える。

 「安かろう悪かろうと言われないように、ボリュームもありつつ、味にはこだわっている」というフードメニュー。「北京餃子」(260円)、「春巻き」(300円)、「新鮮!!ニラレバ炒め」(590円)、「青椒肉絲(チンジャオロース)」「油淋鶏(ユーリンチー)」「海老(えび)たまチリソース」(以上650円)、「大盛り!台湾まぜそば」「ゴン麺」(以上690円)、「チャーハン ミニ広東焼きそば付き」「広東焼きそば」(以上750円)など移転前からの定番メニュー、日替わりや月替わりメニューを含め、約50種類をそろえる。

 リニューアルに合わせて、瓶ビールのみだったアルコールメニューを充実させた。ビール(グラス=380円、中ジョッキ=490円)、ハイボール(340円~)、酎ハイ、焼酎、カクテル(以上420円)、日本酒、老酒、梅酒、ワイン(以上480円)を用意する。

 日曜を除く16時以降限定で、「単品飲み放題」(60分=980円、90分=1,380円)と、選べる料理に90分飲み放題が付いた「90分飲み放題ご宴会コース」(2,900円、利用は2人から)も始めた。いずれも要予約(当日も可)。飲み放題利用者用の中華つまみメニューも用意する。

 「一番来店してもらいたかった学生のお客さまが増えていてうれしい。名物の広東焼きそばの量の多さに驚いてもらっていて、ニラレバ炒めも好評」と同担当者。「北京餃子らしくボリュームと味にこだわり、お客さまにより喜んでもらえる店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~22時(日曜は20時まで)。

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