仙台のシルバーアクセサリーショップが10周年-商品価格見直しも

今年5月に創業10周年を迎えた「サード」。自社ビル1階に店舗を構える「SAAD 仙台青葉通店」店内の様子

今年5月に創業10周年を迎えた「サード」。自社ビル1階に店舗を構える「SAAD 仙台青葉通店」店内の様子

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 仙台を拠点に、シルバーアクセサリーや革製品の製造・販売を行うサード(仙台市青葉区一番町2、TEL 022-212-1160)が5月に創業10周年を迎えた。

創業10周年を迎えたサード-「ネイティブアメリカン」をコンセプトに商品を展開

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 同社は1998年、「ネイティブアメリカン」をコンセプトにしたショップ「SAAD」の1号店を東京・町田にオープン。その後、「SAAD 仙台イービーンズ店」(青葉区中央4)で仙台に進出して人気を集め、「土地の居心地のよさ、人の温かさ」などを理由に本拠地を東京から仙台へと移した。わずか2坪で始めた町田店オープンから10年たった現在では、「SAAD」「Arif Collection」「SANA」「SAAD Leather」の4ブランドを全国23の直営店で展開する。

 商品の製造は「本物へのこだわり」をモットーに、「品質の確かな材料を現地から直接仕入れ、1人1人の手に渡るまでのすべての作業工程に重きを置いている」という。同社のモハマド・ユセフ・サード社長自らが「アクセサリーを身に着けているお客さまの表情を思い浮かべながら」デザインを手掛け、その後の工程もすべて職人が手作りで行う。

 各店の取扱商品はシルバーアクセサリーや革製品、時計、ジーンズなど約3,000点。価格は約3,000円~100,000円と幅広く、中心価格帯は15,000円。20代半ばをメーンターゲットにしながらも、「男女とも幅広い層のお客さまにご購入いただいており、大学生や社会人、カップルのお客さまも多い」(同店)という。

 同社では創業10周年を機に全体の商品価格を見直し、30%前後のプライスダウンを行ったほか、ノベルティーのオリジナルバックも用意。10年を振り返って同社の担当者は「仙台での認知度が上がり、『SAAD』の名前を覚えてもらえるようになったことが一番の成果」と話し、「これからも手作りへのこだわりを続け、一方でお客さまを飽きさせない新しさを常に追求していきたい」と意気込みをみせる。

 同社ビル1階の店舗「SAAD 仙台青葉通店」の営業時間は10時~20時。

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