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仙台市内登録店で利用できる2割増商品券、7月発売へ 取扱店舗の募集開始

7月11日から販売を始める「杜の都プレミアム商品券」共通券(見本)

7月11日から販売を始める「杜の都プレミアム商品券」共通券(見本)

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 仙台市、仙台商工会議所、みやぎ仙台商工会などで構成される杜(もり)の都プレミアム商品券事業実行委員会は7月11日から、仙台市内の登録店で利用できる2割増商品券の販売を始める。

中小店舗だけで使用できる専用券

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 国の2014年度補正予算による「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用した事業として、地域の消費喚起と地域経済の活性化を目的に発行される同商品券。1,000円券12枚つづりの1セットを1万円で販売し、6枚は中小店舗のみで使える専用券、6枚は大型店でも使用できる共通券となる。発行額は48億円(うちプレミアム分8億円)で、合計40万セットを発行。

 同実行委員会事務局担当者は「この事業をきっかけに市民の方が商店街や地元の店に足を運び、商品券を使い切った後も行きたくなるような自分のお気に入りを見つけてほしい」と一過性ではない活性化を期待している。

 18日からは商品券取扱店の募集を始めた。仙台市内全域の大型店・小売店・飲食店・ホテル・旅館などを想定し、「中小店舗だけで使用できる専用券もあるため、ぜひ地域の商店街などの商店や飲食店の登録をお願いしたい」と呼び掛ける。取扱店の目標は1万店。取扱店には、使える商品券の種類が識別できるステッカーを掲示する。

 商品券は、市内登録商店街と市内郵便局125局(7月13日~)など、「なるべく市民が買いやすいような場所」での販売を予定する。購入限度は1人1回当たり3セットまで。商品券・ビール券などの金券や、切手・官製はがき・印紙の購入、プリペイドカードの購入、電子マネーのチャージなどには利用できない。利用期限は12月31日。

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