仙台城跡で「南奥羽武将隊サミット」-結束固め東北をアピール

固い握手を交わした武将たち。三日月のかぶとが3つも並んだ珍しい絵

固い握手を交わした武将たち。三日月のかぶとが3つも並んだ珍しい絵

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 仙台城跡(仙台市青葉区川内)で11月28日、「南奥羽武将隊サミット」が行われ、仙台・白石・米沢で活躍する3つの武将隊が集結した。

ズラリと並んだ武将たち

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 「共に東北を盛り上げ全国へPRしていこう」と武将隊同士の結束を図るために行われた同イベント。参加したのは、伊達政宗を筆頭とする「奧州仙台おもてなし集団 伊達武将隊」8人、片倉小十郎景綱・真田幸村ら「白石戦國武将隊 奥州片倉組」9人、直江兼続・前田慶次ら「山形おきたま 愛の武将隊」5人の総勢22人。仙台での共演は今回が初めて。

 市民や県内外から駆け付けた歴女らが見守る中、「これからは南奥羽のため共に頑張りましょうぞ」と、2人の伊達政宗と漆黒の伊達政宗・最上義光・直江兼続が握手。その後、各武将隊による自己紹介や演舞、地元のPRなどが行われたほか、「伊達武将隊」のダンスユニット「花蝶風月」によるパフォーマンスの初披露も。最後は武将隊と観客全員による「伊達の戦勝3本締め」で幕を閉じた。この日の来場者数は延べ約1,000人。

 他の武将隊の演舞を目にした「奥州片倉組」の伊達政宗さんは「我々はまだ未熟でなかなか演舞は成功していないが、必ずや諸先輩方のように素晴らしき演舞をお見せしますぞ」と意気込みを新たにした。見慣れない青葉山からの景色を見下ろした「愛の武将隊」最上義光さんは「誠に素晴らしき街じゃ。このように発展を遂げられたのも、政宗をはじめ伊達家の皆が民を思い、その礎を築いたからじゃろう」と話した。

 「400年前は名前を聞くだけでも嫌な顔をするくらいの仲であった」と振り返るのは「伊達武将隊」の伊達政宗さん。「しかし、この平成の平和な世に結束を誓い合い、宮城・東北を盛り上げる者同士お互いに高め合って、東北を全国へPRしていきたい」と意欲をみせた。

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