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立町に夫婦で営むパン店 大崎市から移転、「おいしいパンに妥協しない」

「まいにちのパン 日々」を営む新山昴さん、可奈さん

「まいにちのパン 日々」を営む新山昴さん、可奈さん

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 西公園近くのパン店「まいにちのパン 日々」(仙台市青葉区立町)がオープンして2カ月がたつ。

「まいにちのパン 日々」店内

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 新山昴さん、可奈さん夫婦が2015(平成27)年3月、大崎市にオープンした同店。「より多くの人に食べてもらいたい、ゼロからの環境で年齢に臆することなく成長につなげたい」と今年4月に同所へ移転した。可奈さんは「たくさんの方との出会いや出来事がタイミングよく重なって移転を決断した」と話す。

 「自分たちがおいしいと思うパンに妥協しない」ことをモットーに、食べ応えと食感、オリジナリティーを意識したパンを製造。約20種類をラインアップする。

 主なメニューは、砂糖・卵不使用の黒ゴマ入り生地に薄く発酵バターを織り込んで丸くツイストした「サレ」、粗めにマッシュした塩味のジャガイモに合わせマヨネーズをトッピングした「おじゃが」、しっとりとした生地に白あんとピーナツペーストを合わせた「ピーナッツあんぱん」(以上200円)、セミハード生地にビターチョコチップをふんだんに練り込んだ「プチショコラ」(270円)、発酵バターと濃厚な牛乳を使った「クロワッサン」(290円)、弾力のある生地にラム酒漬けのレーズンを練り込んだ「レーズンのパンドミ」(360円)、セミハードなドッグパンにソーセージとトマトベースのスパイシーソースと2種のチーズをのせた「ヒビドッグ」(390円)、耳まで甘くやわらかく仕上げた「食パン」、半日かけて発酵させた「低温長時間発酵食パン」(以上420円)など。

 客単価は700円~1,200円。オープンから2カ月がたち、近隣住人や近くに職場がある人のほか、移転前の常連客も訪れているという。可奈さんは「パンが食べたいと思った時に思い出してもらえるパン屋になりたい」と話す。

 営業時間は10時~16時(売り切れ次第終了)。日曜、月曜定休。

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