タワーレコード、仙台進出30周年で記念企画 ライブイベントも

7月に仙台初出店から30周年を迎えるタワーレコード。2008年から営業する仙台パルコ店の店頭

7月に仙台初出店から30周年を迎えるタワーレコード。2008年から営業する仙台パルコ店の店頭

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 仙台進出30周年を迎えるタワーレコードが現在、仙台パルコ店(仙台市青葉区中央1、TEL 022-264-9462)で記念企画を実施している。

タワレコ仙台パルコ店イメージガールズユニット「cracker」

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 1985年7月に国内4店舗目、初のファッションビルテナントとして一番町四丁目商店街の旧・仙台シャルに仙台初出店したタワーレコード。1996年に仙台フォーラス(青葉区一番町)に移り、その後再開発が急ピッチで進んだ駅前エリアへ移転を決意。2008年8月の仙台パルコ開業に合わせて移転オープンした。

 「この30年、レコード全盛からCDへの変革期を経て、近年のマーケットも年々変化している」と同店の東俊治店長。「そうした中でタワーレコードが仙台に在り続け、今でも多くのお客さまにお越しいただいているのは、その時代時代の音楽ファンに支えていただいたおかげ。感謝と共に積み重ねた年数の重みも感じている」と話す。

 30周年を迎えるに当たり、「これからも音楽ファンを増やしていくことに取り組み、地域に根付いた店舗を作っていく必要性をあらためて感じた」という東さん。店頭、ライブ会場からリアルな音楽を届け、生活をさらに豊かにしていきたいと30周年のテーマに「LIVE」を掲げた。

 3月には企画第1弾として仙台パルコと共同企画の抽選会、4月には写真家・石井麻木さんの写真展やトークイベントを開き、30周年を盛り上げるためのイメージガールズユニット「Cracker」も結成しインストアライブなどを行ってきた。

 5月からはノースロード・ミュージック(宮城野区榴岡)と共同で、「今聴くべきアーティスト」をフィーチャーしたライブイベントを展開している。今後は、7月3日に「enn 2nd」「enn 3rd」(青葉区中央2)でAwesome City Club、odol、Suchmos、PELICAN FANCLUB、8月7日に「仙台 CLUB JUNK BOX」(一番町3)でa flood of circle、THE MIRRAZが出演を予定する。

 「仙台市内にはライブハウスが多く、関東・関西からの遠征も盛んで、音楽を体感するには非常に良い環境。まだ全国区ではないが地元で頑張っている若いバンドやシンガーを見ていると、仙台の音楽シーンは今後ますます活性化すると感じる」と東さん。「CDやDVDなどパッケージにとらわれず、イベント開催、チケット・グッズ販売、情報発信など総合的なエンターテインメント空間として『つい立ち寄りたくなる店』を目指していきたい」と意気込みを新たにする。

 営業時間は10時~21時。

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