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仙台・荒町商店街にコーヒースタンド-「街の休憩場所に」

同店のカフェ・カルダモン(手前)、カフェ・アマレット(奥)、エスプレッソ・マティーニ(右)

同店のカフェ・カルダモン(手前)、カフェ・アマレット(奥)、エスプレッソ・マティーニ(右)

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 仙台市若林区の荒町商店街に「OVAL COFFEE STAND(オーバルコーヒースタンド)」(仙台市若林区荒町)がオープンして1カ月半がたった。

シンプルな内装に仕上げた店内

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 東京都内で10数年シェフとして勤務した福地さんが10月20日に開いた同店。「朝イチのコーヒー、店主と話しながらのコーヒー、お酒の後の締めにアルコールを加えたコーヒー、寒い日に体が温まる甘くてスパイシーなコーヒーなど、いろいろな楽しみ方を提供できれば」

 店舗面積は約6坪で、席数はカウンターのみ4席。福地さん自らが手掛けたという店内は、青系統の色と白を基調にしたシンプルで落ち着いた雰囲気が特徴。ムク材とモルタルで仕上げたカウンターには、イタリアのラ・マルゾッコ社のエスプレッソマシンを置く。「エスプレッソマシンなどの機材がメタリックで男っぽい雰囲気なので、女性的な柔らかい色合いを使うことで中和させた」という。

 毎日少量ずつ自家焙煎(ばいせん)したフレッシュな豆を使用。ハンドドリップコーヒーや、エスプレッソコーヒーをはじめ、コーヒーとアルコールのアレンジコーヒーやシェイクドリンクなどを提供する。主なメニューは、ブレンドコーヒー(330円)、エスプレッソ(280円)、アイス・コーヒー(350円)、エスプレッソ・シェイク(520円)、カフェ・カルダモン、カフェ・アマレット(以上600円)、エスプレッソ・マティーニ(650円)など。輸入ビール(650円~)やグラスワイン(650円~)も取りそろえる。

 フードは、国産レモンをアクセントにした濃厚な「NYベイクドチーズケーキ」や、「ショコラ・クラシコ」などのデザート、「本日のホットサンド」(以上450円)やつまみなどを提供。コーヒーやホットサンドなどの一部商品はテークアウトにも対応するほか、豆の販売(各150グラム、720円)も行う。

 客単価は1,000円。近隣の住民や会社員などを中心に、通り掛かりの利用客、毎日訪れる常連客もいる。「荒町商店街はとても魅力的な商店街。地域や街の休憩場所として機能していければ」と利用を呼び掛ける。

 営業時間は9時30分~18時(金曜・土曜は22時まで)。日曜定休。

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