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「伊達武将隊」が商店街で復興応援イベント-現メンバーで「最後の出陣」

募金箱を抱えて市民らと触れ合う伊達武将隊のメンバー

募金箱を抱えて市民らと触れ合う伊達武将隊のメンバー

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 仙台市内で3月30日・31日、奧州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」による復興応援イベントが行われた。

武将隊と市民らで陣幕に寄せ書きも

 震災当日、東京都内で活動していた武将隊は20時間かけて仙台に戻り、市内の被災状況を目の当たりにした。その後、メンバーはそれぞれ被災地でボランティア活動にあたり、武将隊としての活動は自粛。震災後初めて行った同イベントは現メンバーによる最後の「出陣」となり、会場となった藤崎本館(仙台市青葉区一番町3)前には買い物客のほか県外からの熱心なファンなど、2日間で延べ1,000人以上が詰め掛けた。

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 「初めは自分たちのことだけで手一杯だったが、一段落して街の様子を見て、今、伊達武将隊として何ができるのかを考えた」と伊達政宗さん。「わしらが8カ月やってきた活動は『人々に元気を与える』ということだと思っておる。それをなんとかして最後にもう一度行い、解散する前の大事な役目としてこの募金活動を大成功に終わらせたいと思った」と話す。

 イベントでは武将隊が復興への祈りと応援の気持ちを込めた力強い演舞を披露。来場者や市民に募金を呼び掛け、一人ひとりに感謝と励ましの言葉を掛けた。涙ながらに募金する女性ファンや、小遣いを募金箱に投じる子どもの姿も。参加した女性は「いつまでも下を向いていられない。今、自分にできることをやらなくちゃ、と思える元気をたくさんもらった」と笑顔で話した。

 最後の演舞を終え、「また会おうぞ!」と力強く声にした伊達政宗さん。「仙台の民は強い。宮城の民も皆強い。皆が手を取り合えば必ずしや復興する。わしらも微力ながら力になる。皆で頑張ろう」と呼び掛けた。

 武将隊の来年度の活動について、メンバー構成などの詳細は未定。

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