今年も10月~12月に開催される「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」に先駆け、仙台駅オリジナルキャラクター「トキムネくん」が誕生した。
同キャラクターは、「駅全体で一体感のあるサービスを提供する上で、駅のキャラクターを作りたい」(JR東日本仙台支社広報担当者)との思いから8月に誕生。仙台駅2階コンコースに設置されている大時計をモチーフに、駅長の制服を身にまとい、「にっこり笑顔で皆さまをお迎えしている様子」が特徴。
モチーフとなった時計は1949(昭和24)年~1972(昭和47)年に仙台駅旧駅舎正面に設置され、市民の間で待ち合わせの目印として親しまれていたもの。2008年に開催された「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に合わせて復刻された。
トキムネくんは仙台出身の男の子という設定で、時間に正確でまじめな性格。責任感があり「何でもぼくに任せトケイ!」という反面、おおらかでやさしい一面も。名前は、大時計の「トキ」と仙台ゆかりの武将・伊達政宗公の「ムネ」から命名。「仙台を訪れるお客さまに胸をときめかせてほしい」という思いも込めた。
同キャラクターは今後、仙台駅の公式ホームページや駅構内の案内・イベントなどで活躍する予定。県観光キャラクター・むすび丸との共演も期待される。同担当者は「トキムネくんはキャンペーン中、駅内に出没する予定なので、探して楽しんでほしい。仙台駅スタッフ一同、トキムネくんとともに皆さまのお越しを心からお待ちしている」と話す。