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仙台で「名探偵コナン」連載30周年記念展 複製原画など100点で歩み振り返る

キャラクターたちの言葉に迫る第1章「CONAN's Words」 ©青山剛昌/小学館

キャラクターたちの言葉に迫る第1章「CONAN's Words」 ©青山剛昌/小学館

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 仙台駅東口の東北福祉大ギャラリー「ミニモリ」(仙台市宮城野区榴岡2)で5月18日、「連載30周年記念 名探偵コナン展」が始まった。

毛利小五郎をたびたび眠らせた山盛りの麻酔針

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 青山剛昌さん原作の漫画「名探偵コナン」は、高校生探偵・工藤新一が謎の「黒ずくめの男」に薬を飲まされて子どもの姿に変えられ、江戸川コナンとして難事件を解決していく物語。1994(平成6)年1月に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載を開始し、今年30周年を迎えた。コミックスの累計部数は2億7000万部を突破している。同展は1月~2月の東京会場を皮切りに巡回し、仙台は4会場目。

 会場は、同作30年の歩みを振り返る「イントロダクション」、キャラクターたちの言葉に迫る第1章「CONAN's Words」、さまざまな愛の形を紹介する第2章「CONAN's Love」、作中に登場する暗号やダイイングメッセージ、複雑に絡み合う「黒ずくめの組織」との関係性を紹介する第3章「CONAN's Mystery」、同作の影の立役者でもある犯人たちにフォーカスを当てた第4章「CONAN's HANNIN」、キャラクターたちの複雑な関係性や原動力、信念に迫る第5章「CONAN's Justice」、コナンの好敵手である「怪盗キッド」を紹介する第6章「CONAN's Magic」で構成する。

 複製原画やオブジェなど100点以上を展示するほか、青山さんの制作秘話も紹介。事件解決に活躍した阿笠博士の発明品や、コナンが作中で使った麻酔針の本数、犯行に使われた凶器なども展示する。

 同作30年の歩みを映像で振り返る「エンディングシアター」や、貴重な初期設定資料やイベントオリジナルの描き下ろしイラストを使ったフォトスポットなどを用意する「青山剛昌先生特別展示室」も用意。アニメでコナン役を務める高山みなみさんによるスマートフォン用音声ガイド(700円)も用意する(要イヤホン持参)。

 開催時間は10時~17時(最終入場は16時)。料金は、一般=1,900円(前売りは1,700円)、学生=1,500円(同1,200円)ほか。6月16日まで。

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