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仙台の雑貨店やカフェで猫のためのチャリティー企画 保護活動やTNRの支援に

イグーネ荒井のセレクトショップ「good stuff」では、猫をモチーフにした文房具やインテリア雑貨、樋口さんが手がける猫グッズを販売

イグーネ荒井のセレクトショップ「good stuff」では、猫をモチーフにした文房具やインテリア雑貨、樋口さんが手がける猫グッズを販売

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 猫のためのチャリティー企画「cat!cat!cat!2024」が2月2日から、仙台市内の雑貨店やカフェ、ギャラリーで開かれている。

イグーネ荒井の「FLATWHITE COFFEE FACTORY」では樋口さんの作品を展示販売

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 2月22日の「猫の日」を前に、猫好きの店主が経営する仙台と盛岡の店が賛同・協力し、猫のために活動する団体やボランティアをサポートするために行うチャリティー企画。6回目を迎える今回は福島の1店も含めリアルとオンライン合わせて14店が参加する。

 期間中、参加各店で個展や作品展、猫をモチーフにした作品や雑貨の販売を行う。チャリティー対象商品の売り上げの一部および各店に設置されている募金箱への寄付金は、猫の保護活動や地域猫の不妊手術費用などに充てられる。

 主催する「cat&dog&me」はチャリティーイベントを通して、犬猫の保護活動や、野良猫に不妊去勢手術をして元の場所に戻すTNR活動への支援を行っている。代表で画家の樋口佳絵さんは「『cat!cat!cat!』は、各会場で買い物を楽しんだり、設置の募金箱を活用してもらったりすることで、猫が好きな方や、猫のために何かをしたい方の温かな気持ちを猫のための活動に直接届けられるチャリティー企画。猫への思いを通じて人と人がつながるきっかけにもなれば」と期待を寄せる。

 仙台では、「アートと雑貨 ココチ」「ギャルリ アルブル」「ボタニカルアイテム&カフェ シアン」(以上、青葉区一番町1)、「ダモ コーヒーハウス」(本町2)、「ボタン」(花京院2)、「ヒュッゲ」(支倉町)、「ターンアラウンド」(大手町)、「イグーネ荒井」(若林区荒井東1)、「ミュゲ」(文化町)、「キャット&ドッグ&ミー ストア」(オンラインストア)が参加する。

 樋口さんは「街角で気にかけて見てみると猫たちはいろいろな所で暮らしている。片耳がカットされている猫がいれば、それは『不妊手術済み』の目印。仙台・宮城でも年々地域猫の不妊手術活動は広まってきたが、まだまだ知らない人も多いと思う。猫の日のある2月、少しでも猫について考えてもらえたら」と話す。

 今月25日まで(会場により異なる)。

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