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仙台市内3カ所に漫画「BLUE GIANT」デザインマンホール 映画公開記念で

ぶらんど~む一番町のマンホール「騎馬像」

ぶらんど~む一番町のマンホール「騎馬像」

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 仙台市が2月10日、漫画「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」デザインの下水道マンホールを設置した。

定禅寺通緑道のマンホール「定禅寺通」

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 市は下水道のPRとシティーセールスを目的に、2016(平成28)年度から「仙台デザインマンホールプロジェクト」と題し、地域の特色を生かしたデザインマンホールの設置に取り組んでいる。2月17日の「BLUE GIANT」アニメ映画公開を記念し、映画を盛り上げ誘客を図ることを目的に、プロジェクト第9弾として設置した。

 石塚真一さんによる漫画「BLUE GIANT」は、ジャズ音楽に魅せられた仙台市出身の主人公・宮本大が、世界一のサックスプレーヤーを目指して成長する姿を描く。作中には広瀬川やクリスロード商店街など市内のさまざまな場所が舞台として登場している。

 ぶらんど~む一番町、定禅寺通緑道、西公園の市内3カ所に設置し、それぞれデザインが異なる。ぶらんど~む一番町には、老舗百貨店「藤崎」の創業200周年を記念して2019年9月に開かれた「BLUE GIANT」とのデュオイベントのために描き下ろされた「騎馬像」。定禅寺通緑道には、3年ぶりの開催となった2022年の「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」を盛り上げるために、お祝いビジュアルとして描き下ろされた「定禅寺通」。西公園には、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止になった2021年の同フェス30周年を記念して描き下ろされたイラスト「花柄」。

 市文化観光局観光課の職員は「仙台から世界一のジャズプレーヤーを目指す主人公が東京や世界に羽ばたいていくストーリーは、多くの方に勇気と感動を与える。その始まりの舞台である仙台を訪れ、作品の舞台となっている場所、モニュメントやデザインマンホールを巡って、作品の世界観を感じてもらえたら」と期待を寄せる。

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