北海道の味覚や工芸品を集めた「春の北海道展」が4月14日、仙台の百貨店「藤崎」（仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111）本館7階催事場で始まった。

ヤママル成澤水産の「春爛漫弁当」など海鮮弁当も

　春と秋の2回、北海道をテーマにした物産展を開いている藤崎。今回は、水産加工品、肉加工品、総菜、弁当、スイーツ、酒、工芸品など70社が出店。新型コロナウイルス感染予防対策として、会場内の通路幅を広げ、設備や備品の定期的な消毒、混雑状況による入場制限を行う。試食・試飲は中止とした。

　会場では、カニやイクラなど北海道の海の幸を使った弁当や水産加工品をはじめ、豚丼やブランド牛の弁当、ザンギ（唐揚げ）やコロッケなどの総菜、チーズやピザ、ワインや野菜、定番スイーツや菓子を販売。食品以外に、衣料や靴、帽子、バッグなどの服飾雑貨、スキンケア商品、雑貨も用意する。地域ブランド「札幌スタイル」の商品も取りそろえる。

　食品の主なラインアップは、札幌市＝北優「北海道バターまんじゅう」（972円、500箱限定、1人2箱まで）、札幌蟹（かに）工船「蟹満喫工船弁当」（2,430円、各日50折り限定）、函館市＝函館いか家「匠（たくみ）の煮豚」（100グラム891円）、函館洋菓子スナッフルス「『ISHIYA』×『スナッフルス』白い恋人ミルクチョコレートオムレット」（896円、各日100箱限定）、メゾンフジヤハコダテ「ガトーフロマージュ」（2,700円）、北広島市＝chips collection「ポテトチップス」（378円）、北海道ロコファームビレッジ「雲丹醤油（うにしょうゆ）」（1,296円）、積丹町＝食堂 海のや「海のや弁当 DX」（2,862円、各日50折り限定）、白老町＝ウエムラ牧場「白老牛ミスジステーキを使った三種贅沢（ぜいたく）膳」（3,456円、各日30折り限定） など。

　広報担当者は「北海道の魅力あふれる品々を紹介している。自宅で北海道旅行気分を味わってもらえれば」と呼びかける。

　開催時間は10時～19時（最終日は17時まで）。今月26日まで。