台湾の祭りをイメージしたナイトマーケットイベント「khb 長町夜市」が12月3日、仙台市太白区の「あすと長町 杜(もり)の広場公園」で始まった。
今年9月、あすと長町の新社屋に移転したkhb東日本放送が主催。仙台市の「屋外イベント開催支援補助金事業」として、市の交流促進協定締結都市である台湾・台南市の政府や台南市観光旅遊局などの協力を得て開く。9月に予定していたイベントが新型コロナウイルス感染防止の観点から中止となったため、社屋移転後初の大型イベントとなる。
会場は台南市の「ランタン祭り」をイメージし、約300個の台湾ちょうちんを飾り付け、屋台やキッチンカー、飲食・雑貨マルシェ合わせて約40店が出店。スタンディング用テーブルを設置した飲食ブースも用意する。
台湾屋台では、白菜の漬け物と豚肉の鍋「酸菜白肉鍋」や豚モツ入り煮込み麺「大腸麺線」、煮込み牛スープの麺料理「牛肉麺」、台湾風唐揚げ「ダージーパイ」、「炒米粉(焼きビーフン)」、「台湾ちまき」などの台湾フードをはじめ、台湾茶や台湾雑貨などを販売。キッチンカーやマルシェでは、芋煮やラーメン、ギョーザ、たこ焼き、唐揚げ、牛タン焼き、焼き鳥、クレープ、シフォンケーキ、どら焼き、コーヒー、ビール、雑貨や工芸品を販売する。
同局企画事業部でイベントプロデューサーの鈴木泰之さんは「台湾のちょうちん270個を使った真っ赤に染まる『ちょうちん通り』はインスタ映えスポット。メインゲートに飾る台南市からお借りした台湾ちょうちん50個も見どころ。自由に海外旅行に行けないコロナ禍の中だが、アジアのナイトマーケットの雰囲気を堪能してもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は、昼の部=10時~14時、夜の部=15時~20時。入場料は、一般=800円、高校生以下=500円。今月5日まで。