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一番町にカジュアルイタリアン 夫婦で切り盛り、遅めのランチ利用にも対応

吉本幸喜さん、香織さん。店名は家族のイニシャルから付け、ロゴには「笑顔のあふれる店にしたい」という思いを込めた

吉本幸喜さん、香織さん。店名は家族のイニシャルから付け、ロゴには「笑顔のあふれる店にしたい」という思いを込めた

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 「日常遣いできるようなカジュアルイタリアン」をコンセプトにした「kaokao(カオカオ)」(仙台市青葉区一番町1、TEL 022-302-3687)がオープンして2カ月がたった。

「カオカオ」店内

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 イタリアンを中心に20年以上飲食業に携わってきた店主の吉本幸喜さんが、妻の香織さんと共に店を切り盛りする。店舗面積は約10坪。席数は、カウンター席、テーブル席合わせて12席。

 ディナータイムは、サクサクの生地に具材をのせた四角い切り売りピザ「ピッツァ アル ターイオ」(各440円)と、自家製パンにプルドポーク、チーズ、ベーコン、ピクルスを挟み、バターをふんだんに使い焼き上げたキューバンサンドイッチ「クバーノ」(660円)のほか、日替わり・週替わりの前菜、肉料理、魚料理、パスタ、デザートを用意する。メニュー例は、「自家製ピクルス」(350円)、「アジのマリネ」(440円)、「季節野菜のバーニャカウダソース」(500円)、「トリッパのトマト煮込み」(700円)、「自家製サルシッチャと青唐辛子のアーリオオーリオ」(1,300円)、「田尻産蕪栗(かぶくり)さくらポークのグリル」(1,600円)、「石巻産ホウボウのアクアパッツァ」(1,600円)、「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」(1,800円)など。

 ランチタイムはオープンから16時までと長めに設定する。「席数が少ないので多くのお客さまに利用していただきたい。遅めのランチにも利用してもらえれば」と幸喜さん。ランチメニューは「ピッツァ ランチセット」(730円)、「クバーノ ランチセット(サラダ、スープ、クバーノ)」(950円)、「本日のパスタセット(サラダ、スープ、パスタ)」(1,100円)、「本日のランチセット(サラダ、スープ、メイン、パン)」(1,540円)の4種類。ピザとクバーノは単品注文にも対応する。

 アルコールメニューは終日提供し、ビール、クラフトビール、ワイン、ハイボール、レモンサワーなどをそろえる。テークアウトメニューとして、「ピッツァ アル ターイオ」(各432円)、「クバーノ」(648円)、ピザと日替わりペンネとデリを詰めた「ピッツァ ランチボックス」(864円、ランチタイムのみ)を販売する。

 客単価は1,500円。学生から会社員、年配客まで訪れ「おひとりさま」利用も多いという。幸喜さんは「特別な日ではなく、お客さまの日常に溶け込めるような店にしたい。ピザ1枚、ビール1杯でもいいので、気軽に使ってもらえれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~22時(現在は時短営業のため20時閉店)。日曜・祝日定休。

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