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仙台・壱弐参横丁に居酒屋 ホルモン鍋を看板に、晩酌セットでちょい飲みにも

盛岡出身の店主、高橋さん。真新しいのれんの前で

盛岡出身の店主、高橋さん。真新しいのれんの前で

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 仙台市青葉区の壱弐参(いろは)横丁に「居酒屋あらじる」(一番町2、TEL 080-9632-1404)がオープンして2カ月がたった。

10坪ほどの店内に16席を設ける

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 盛岡出身の店主・高橋圭太朗さんは、もともと料理を作ることが好きで、友達に振る舞ってきたという。仙台市内の居酒屋で約5年にわたる修業を経て、3月24日に店を開いた。店舗面積は約10坪。席数はカウンターとテーブル合わせて16席。店名は自身のニックネームから付けた。

 高橋さんが薦めるメニューは、豚ホルモンとキャベツ、豆腐をニンニクの効いたしょうゆベースのつゆで煮込む「ホルモン鍋」(1人前800円)。高橋さんが盛岡にいた頃に食堂でよく食べたというメニューの味を「仙台の人にも合うように」とアレンジした。卓上のコンロで調理して食べる。「辛みそ」や「追いニンニク」(以上100円)のトッピングも用意し、「ご飯」(200円)や「サリ麺」(350円)を入れての締めも楽しめる。

 メニューには、つまみや刺し身、焼き物、揚げ物などの一品料理も。「長いも酢醤油(しょうゆ)漬け」(400円)、「エンガワわさび醤油漬け」「ニラ玉(冷)」「ポテサラ」「紅しょうが天」(以上500円)、「豚肩ロース煮びたし」(600円)、「チューリップ揚げ」(650円)などを提供する。少しずつつまみを楽しめる「小鉢四品おつまみセット」(1,000円)、ドリンク2杯に小鉢3品の「晩酌セット」(1,500円、提供時間は18時~20時)もある。回転すし店で働いていた経験を生かし、「てっぽう巻とかっぱ巻セット」(450円)、「ガリサバ巻と納豆巻セット」(650円)、「スジコ巻とトロタク巻セット」(850円)などの巻物も用意する。

 ドリンクは、ハイボール(400円~)、酎ハイ、サワー、ワイン(以上450円)、ビール(500円)、梅酒(500円~)、日本酒(450円~)、焼酎(500円~)、ソフトドリンク(各300円)などを提供。ドリンクとフード両方を注文した客には無料で「あら汁」を振る舞う。

 客単価は3,000円。客層は20代後半~40代後半が中心で、男女共に「おひとりさま」利用も多いという。高橋さんは「楽しくお酒を飲んでもらえる店にしたい。晩酌セットだけのちょい飲みでも、ホルモン鍋とご飯を定食感覚で食べてもらってもいい。気軽に使ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は18時~翌5時(現在は時短営業中、15時~20時)。定休日はインスタグラムで知らせる。

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