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仙台・長町の高級食パン店「麦ノ蔵」が東一市場に2号店 2階にカフェも計画

飲食店が立ち並ぶ東一市場の一角にオープンした「麦ノ蔵」仙台店

飲食店が立ち並ぶ東一市場の一角にオープンした「麦ノ蔵」仙台店

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 高級食パン専門店「麦ノ蔵」仙台店(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-397-7911)が3月8日、東一市場内にオープンした。

「角食パン」の販売のみを行う「麦ノ蔵」仙台店の店内

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 鹿児島出身の冨山邦彦さんと兵庫県出身の行縄淳さんが2019年11月、太白区長町南に1号店を開いた「麦ノ蔵」。30~40代の女性客を中心に、年配の男性客や家族連れなどが利用。自宅用や手土産品に購入する常連客も多く、平日約160本、休日約200本を販売している。

 自分たちの作る食パンをより多くの人に食べてもらいと、客からの要望の多かった仙台市中心部への出店を決めた。店舗面積は1、2階合わせて約7.5坪。2階はカフェとしてパンを使ったサンドイッチやトーストなどを提供する予定で、夏ごろのオープンを予定する。

 1階では「中身はしっとり滑らかで耳までやわらかくソフトな食感」が特徴の「角食パン」(2斤1本、864円)を販売。原材料は、オリジナルブレンドした米国・カナダ産小麦粉と、バター、生クリーム、砂糖、塩、スキムミルク、パン酵母。小麦粉を熱湯でこねてでんぷんを糊化(こか)させることでもっちり、しっとりと仕上げる湯種製法で仕込んだ生地を長町南店の工房で毎日焼き上げ、3回ほどに分けて配送し、1日200本前後を販売する。

 仙台市中心部という立地を踏まえ、仕事帰りでも購入できるようにと、閉店時間を19時に設定。3密を避けるためウェブや電話での予約販売も受け付ける。

 行縄さんは「忙しい朝の食卓でひとときの幸せを感じてほしいとの思いで毎朝焼き上げている。近くに立ち寄ったときはのぞいていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~19時(売り切れ次第終了)。木曜定休。

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