仙台駅の東西を結ぶ新自由通路開通-歩行者の利便性・回遊性向上

8月10日に開通した「仙台駅北部名掛丁自由通路」

8月10日に開通した「仙台駅北部名掛丁自由通路」

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 仙台駅に8月10日、「仙台駅北部名掛丁自由通路」が開通した。

仙台パルコとエスパルIIの間を抜けて「仙台駅北部名掛丁自由通路」へ

 同通路はJR仙台駅を挟む東西両地区を結ぶ高架型の歩道で、昨年10月から整備が進められていた。総工費は約7億3,000万円。長さ約90メートル、幅員約4.5メートル。駅西口のペデストリアンデッキに直結し、駅北側に立地する「アエル」「仙台パルコ」「エスパルII」などの施設と駅東側の名掛丁とを結ぶ。

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 名称にある「名掛丁」は藩制時代に名掛組の屋敷があったことに由来する周辺地域の名称で、1887年(明治20年)の鉄道開通による架線で東西に二分。同通路が分断された東西両地区を結ぶ位置にあるという歴史的な背景や通路の特性を考慮し、周辺の町内会や商店街振興組合からの要望もあったことなどから名称に使用したという。

 これまで駅北側の東西移動には狭い地下通路が利用され、安全面での問題も指摘されていた。新しい自由通路では防犯カメラを14台設置。仙台駅前交番と仙台駅東口交番内にモニターを置いて監視するなど、防犯対策も万全の構え。

 10日には記念式典が開催され、サインボード除幕の後、梅原克彦市長らによるテープカットやくす玉割り、渡り初めが行われ、一般市民に開放。周辺の町内会や商店街などでもイベントを実施し、市民らとともに開通を祝った。

 梅原市長は「自由通路が完成したことにより、仙台駅周辺における歩行者の利便性・回遊性が一段と向上する。各種商業施設の新規開店、充実と相まって、周辺地域のさらなるにぎわいを期待する」とあいさつした。

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