「高級」食パン専門店「銀座に志かわ」仙台店(仙台市青葉区大町1、TEL 022-797-2460)が11月17日、オープンする。運営は銀座仁志川(東京都中央区)。
2018(平成30)年9月に東京・銀座で初出店し、現在30都道府県に82店舗を展開する「銀座に志かわ」。宮城初出店となる。高橋仁志社長は「仙台は市内に8つの高級食パン専門店がある激戦区で、当然われわれも出店を考えていた。高級食パンといえば『銀座に志かわ』と言っていただけるよう、仙台の街に根付かせていきたい」と話す。
販売するのは、独自に開発したアルカリイオン水を仕込み水に使った「水にこだわる高級食パン」(2斤、864円)のみ。カナダ産小麦粉、バター、生クリーム、蜂蜜を使い、毎日店内の工房で「耳までやわらかく、絹のようにしっとりした食感」に焼き上げる。広報担当者によると、「1日目はトーストせず何も付けずにそのままで食べていただくのがお勧め。2日目は甘さとしっとり感が増すように感じられる。3日目はトーストがお勧めで、表面はサクッと、中はもっちりした食感が楽しめる」という。
かんだ時の甘さがご飯の甘さと似ていることから、和総菜との食べ合わせも提案する。「いろいろな食べ方を提案していくことで、この1種類の食パンが飽きられないように、無限の可能性を持って広めていきたい」と高橋社長。公式インスタグラムでは、きんぴらやさばみそ、しば漬けなどとのマリアージュを紹介している。
オープンから3日間は1日800本、その後は1日400本の販売を予定。電話(10時~18時)とウェブサイト(24時間)で予約も受け付ける。店頭に在庫がない場合は整理券を配布。店頭販売は当面1人2本までとし、予約販売は制限を設けない。
11月7日に予約受け付けを始め、すでに1000本を超える予約があるという。「手応えを感じている。仙台でも買えるようになってうれしいという声も多く頂いている」と高橋社長。「自分で食べるためのプチぜいたくとして、贈答や手土産として、幅広い層の方に利用いただければ」と呼び掛ける。
営業時間は10時~18時(売り切れ次第終了)。