食べる

宮城県産イチゴ新品種「にこにこベリー」スイーツフェア 県内32店で

左上から時計回りでとびばいさ甘座、仙台国際ホテルデリカショップ、Patisserie MythiQue、九二四四の提供メニュー

左上から時計回りでとびばいさ甘座、仙台国際ホテルデリカショップ、Patisserie MythiQue、九二四四の提供メニュー

  • 238

  •  

 宮城県産イチゴの新品種「にこにこベリー」を使ったスイーツフェアが3月5日から、県内のスイーツ店やカフェ・レストランなど32店で開催される。

Restaurant Tsuji、マーガレット菓子店、Ademain、パティスリーソワンの提供メニュー

[広告]

 にこにこベリーは、宮城県農業・園芸総合研究所(名取市)が開発した県産イチゴの新品種。宮城のオリジナル品種「もういっこ」と人気品種「とちおとめ」の交配により、12年間の開発年月を経て誕生した。本格デビューの2020年産(2019年11月~2020年6月)は、亘理町・山元町を中心に県内の生産者約50人が計4.8ヘクタールで作付けする。

 鮮やかな赤い果実は円すい形で果皮に光沢があり、カットしても美しい赤い果肉と、甘味と酸味のバランス、食味の良さが特徴。とちおとめ同様に年内早出し栽培に適し、全体の収量も多い品種で、日持ちがよく輸送性にも優れるという。

 スイーツフェアでは、参加各店が考案した「にこにこベリー」スイーツを提供する。仙台市内の主な参加店と提供メニューは以下の通り。

 青葉区=とびばいさ甘座の「いちごのタルト」(410円)、仙台国際ホテルデリカショップの「にこにこベリーのフレジェ」(450円、イートインは550円)、Patisserie MythiQueの「にこにこベリーのシュークリーム」(486円、イートインは495円)、Kazunori ikeda individual 南町通店の「タルトフレーズ」(560円)、九二四四の「にこにこベリーとピスタチオのタルト」(580円、イートインは591円)、ウェスティンホテル仙台ペストリーショップの「にこにこベリーとピスタチオのカスタードパイ」(600円)、キル フェ ボン仙台の「にこにこベリーとずんだのタルト」(740円、イートインは754円)、Restaurant Tsujiの「にこにこベリーのサラダ仕立て」(1,320円)。

 宮城野区=いたがき本店カフェの「宮城県産にこにこベリーいちごパフェ」(1,320円)。太白区=菓子工房セレブレの「にこにこベリーのいちごパイ」(432円)、マーガレット菓子店の「にこにこベリーのババロアタルト」(510円)。泉区=Ademainの「にこにこベリーのデニッシュ」(385円)、パティスリーソワンの「にこにこベリーのミルフィーユ」(486円)。

 県農政部園芸振興室の担当者は「スイーツと相性の良いにこにこベリーの魅力を存分に味わっていただきたい。にこにこベリーのPRと合わせて、県内のスイーツ店を盛り上げていければ」と話す。

 今月22日まで(店により提供期間が異なる場合あり)。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース