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エスパル仙台本館のスターバックスがリニューアル 宮城初導入のメニューも

リニューアルした店内。「規則的に美しく並ぶ林の姿」をイメージし、「レンチキュラーアート」を施す壁も

リニューアルした店内。「規則的に美しく並ぶ林の姿」をイメージし、「レンチキュラーアート」を施す壁も

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 エスパル仙台(仙台市青葉区中央1)本館1階の「スターバックス コーヒー エスパル仙台本館店」(TEL 022-711-1351)が6月29日、リニューアルオープンした。

「レンチキュラーアート」の壁を反対側から見ると…

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 北海道・東北エリア1号店として2000年10月にオープンした同店。東北の玄関口である仙台駅直結の店舗として、買い物や通勤通学の日常使いの地元客、商談などで利用する会社員、仙台を訪れる観光客など幅広い層に利用され、「地域の皆さまのサードプレイスとして親しまれてきた」(スターバックス コーヒー ジャパンの広報担当者)。

 リニューアルはオープン以後3回目。利用客の過ごし方が変化し続ける中、「さらなるお客さまへのサードプレイスの提供を考え、お客さまの利用シーンに応じて使い分けをしていただけるような空間にした」(同)という。

 店舗面積は約68坪で、席数は106席。伊達政宗公が植林奨励策として推進した屋敷林などをアイデアソースに、コンセプトを「Growth of the forest」とし、「仙台に暮らす人々が協力し合い、 長い年月をかけて育て、成長してきた『杜(もり)』に寄り添うデザイン」にリニューアルした。

 バーカウンター上部や客席奥の壁面には、屋敷林と同じ常緑樹種マツ材を用い、「規則的に美しく並ぶ林の姿」をイメージ。見る角度によって絵柄が変化して見える「レンチキュラーアート」の壁を設け、「お客さまによって育てられ成長してきた店舗を象徴するように、小さな苗からたわわに実る姿へと成長するコーヒー」を表現した。一部のテーブル天板には、改装前の店舗で使っていた仙台のケヤキ材をリユース。「地域とのつながり大切にしながら仙台のエッセンスをさらに加えた特別な空間」に仕上げた。

 リニューアルオープンに合わせ、熱を加えず水でゆっくりと時間をかけて抽出する水出しコーヒーに窒素ガスを注入し、バリスタがオーダーごとに専用のタップからグラスに注ぐ「スターバックス ナイトロ コールドブリュー コーヒー」(ショート=税別480円、トール=同520円)を宮城エリアで初導入。「豆本来のうま味が存分に引き出された奥深さと自然な甘みを感じるテイストに加え、まろやかな口当たりと濃厚な舌触り、まるでミルクを加えたような滑らかでクリーミーな味わい」(同)だという。

 同担当者は「これまでの18年間に感謝するとともに、これまで以上に地域の皆さまとつながり、スターバックス体験をお届けできるよう努めていきたい。従業員一同心よりお待ちしている」と話す。

 営業時間は7時~22時。

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