東北各地のクラフトビール醸造所を一堂に集めたイベント「仙台クラフトビールフェスティバル2023」が8月11日~13日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で開かれる。主催はビアバー「アンバーロンド」(青葉区国分町2)などから成る実行委員会。
2016(平成28)年に初開催し、コロナ禍の影響による中断を経て4年ぶり5回目となる今年は過去最多の18ブルワリー(醸造所)が出店。80種類以上のたる生ビールを提供する。価格は12オンス(約330ミリリットル)=700円からで、飲み比べセットも用意する。
出店者は、宮城=仙南クラフトビール、穀町ビール、ARGON BREWING、鳴子温泉ブルワリー、やくらいビール、BLACKTIDE BREWING、ISHINOMAKI HOPWORKS、希望の丘醸造所、青森=奥入瀬ビール、カネク醸造所、秋田=秋田あくらビール、田沢湖ビール、HOPDOG BREWING、岩手=いわて蔵ビール、遠野麦酒(ビール)ZUMONA、三陸ビール、福島=Yellow Beer Works、HOPJAPAN。クラフトビールタップバー「Fbase」と実行委員会によるゲストビールブースも設ける。
会場には、テーブル300席、スタンディング100席を用意。フードブースでは、市内を中心とした飲食約20店が出店。ホヤ、カキ、牛たんのほか、ソーセージ、ステーキ、ギョーザ、ピザ、カレー、串焼き、ホルモン焼き、たこ焼き、唐揚げ、メキシカンタコス、シュラスコなどビールに合う料理を提供する。
実行委員長でアンバーロンド店主の田村琢磨さんは「ビールに詳しくなくても、ブルワリーの皆さんがブースでお薦めを案内してくれるので気軽に楽しんでほしい。ビールが苦手な方でもお気に入りの一杯が見つかるはず。東北のクラフトビールのおいしさを飲み比べてもらえれば」と田村さん。「イベント後には、お気に入りのビールを飲食店や酒屋さんで、また楽しんでほしい。仙台・東北のクラフトビールシーンを皆さんと一緒に盛り上げていければ」とも。
開催時間は11時~21時(最終日は20時まで)。