仙台のラーメン店「えびそば えび助」の「辛麻辣(シンマーラー)海老(えび)ニンニクマゼソバ」が1月30日、カップ麺になって発売された。
「えびそば えび助」で提供している「辛麻辣海老ニンニクマゼソバ」
ラーメンデータバンク(東京都目黒区)と東洋水産(東京都港区)で構成する実行委員会が主催する「Ramen(ラーメン)グランプリ2022-2023」の「これでもかと絡めたくなる部門」で優勝した同メニューを、東洋水産がカップ入り即席麺「マルちゃん でかまる」シリーズで商品化した。
「えびそば えび助」は、元手打ちそば職人の店主・山口玄士良さんが、そばのだしとかえしの製法から考案した「えびそば」の専門店として2012(平成24)年オープン。現在、仙台国分町本店(仙台市青葉区国分町3)とイオンモール新利府店(利府町)を営業している。「辛麻辣海老ニンニクマゼソバ」は、今回のエントリーに向けて開発したメニュー。魚介ベースのしょうゆだれに自家製のえびマーラーを合わせ、パンチを加えるために唐辛子と刻みニンニクを調合した特製辛ニンニクをトッピングした。麺は自家製極太麺。店舗では部門優勝が決まった後、昨年9月26日に提供を始めた。
カップ麺の「マルちゃん でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ」は、角刃で切ることで太くモチモチとした食感を出した麺に、エビ、カツオ、煮干しのうまみとしょうゆをベースに、ニンニク、唐辛子、さんしょうを利かせた「シビ辛」のスープを合わせた。
全国のラーメンイベントに出店し、同グランプリには3度目の挑戦で念願の優勝を果たしたという山口さんは「投票してもらった全国の方々に感謝している。全国の方に仙台のえび助を知ってもらうきっかけを頂き光栄。刺激的な味が好きな方にはぴったりのジャンクな一品。店頭で見かけたら手に取ってもらい、仙台に来た際は店に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。
希望小売価格は245円(税別)。全国のコンビニエンスストアやスーパーなどで取り扱う。