横町文化を身近に体験できる屋外飲食イベント「仙臺（せんだい）横丁フェス2022」が5月27日～29日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で開かれる。

市内各横町の飲食店が酒とつまみを販売

　横町の楽しさを知るきっかけや魅力の再発見につなげようと2018（平成30）年に初開催された同イベント。前回の2019年は3日間で約1万3000人が来場した。

　会場には横町をイメージした赤ちょうちんをディスプレー。長テーブルや椅子、スタンディング席合わせて約200席を用意。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前回あった畳席は設置しない。

　壱弐参（いろは）横丁、文化横丁、東一市場など市内各横町の店舗をはじめ、キッチンカー、ワイナリーなど約16店が出店。日本酒、ビール、ハイボール、サワー、ワインなどのドリンクをはじめ、横町定番メニューの煮込みや串物、ホルモン焼き、枝豆をはじめ、仙台名物の牛たん、仙台牛、宮城野ポーク、カキ料理なども販売する。

　実行委員会担当者は「日本らしい食文化をより身近なものとして体感してもらうことで、各横町を周遊する方が増えれば」と期待を寄せる。「新型コロナウイルス感染症予防対策を万全にしているので、安心して来場してほしい。皆さまが安全に、心ゆくまで楽しんでもらえるよう、会場での予防対策に協力いただければ」と呼びかける。

　開催時間は、27日＝16時～21時、28日＝11時～21時、29日＝11時～19時。入場料は1,000円（飲食券500円分付き、チケット1枚につき中学生以下の子ども2人まで同伴可）。入場料のうち500円を場内の新型コロナウイルス感染症対策費用に充てる。現在、前売り券を「ローソンチケット」「チケットぴあ」で販売している。