イタリアンレストラン「レストランパリンカ」(仙台市青葉区霊屋下、TEL 022-213-7654)がソフトクリームをテイクアウト販売する「ナポリの青」を店舗前にオープンして1カ月がたった。
イチゴのコンフィチュールをトッピングした「仙台いちごとマスカルポーネソフトクリーム」
オーナーシェフの小関康さんが伊達政宗公のお霊屋「瑞鳳殿」参道入り口で1996(平成8)年3月に開業したレストランパリンカ。「北緯38度のイタリアン」を掲げ、宮城の食材を積極的に取り入れたイタリア料理を提供する。
「仙台市中小企業チャレンジ補助金事業」の採択を受け、オリジナルのソフトクリームを開発。同社の小関暁子さんは「地産地消推進店として、また観光客に向けて、これまでの経験を生かしたものにしたいという思いから、レストランでも人気のティラミスをアレンジした」と話す。
メニューは、ソフトクリームにエスプレッソとココアを合わせた「ティラミスソフトクリーム」と、ソフトクリームに「菓房 山清」(登米市)が作るイチゴを使ったコンフィチュールをトッピングした「仙台いちごとマスカルポーネソフトクリーム」(以上600円)の2種類。ベースとなるソフトクリームは、康さんの出身地でもある大崎市の「ハートフルランド・ジャージー牧場」生産のジャージー牛乳を使い、北海道産マスカルポーネチーズを混ぜ込んで、「コクがありながらすっきりとした味わい」に仕上げる。
康さんは「地元の食材を生かした新たな仙台スイーツとして味わってもらえれば」と呼びかける。今後はマスカルポーネチーズを使ったドリンクの販売も検討しているという。
営業時間は10時~17時。火曜定休。