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JR東が「レトロラッピング車両」運行 鉄道開業150周年、春の観光企画に合わせ

110形蒸気機関車を模したデザインでキハ110系をラッピングした「レトロラッピング車両」

110形蒸気機関車を模したデザインでキハ110系をラッピングした「レトロラッピング車両」

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 JR東日本仙台支社が3月26日、鉄道開業当時の客車をイメージした「レトロラッピング車両」の運行を始めた。

「花めぐり号」に乗車した客には記念しおりが配布される

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 1872(明治5)年10月に新橋~横浜間に鉄道が開業して今年で150年を迎える記念と、宮城・山形・福島の3県とJR東日本仙台支社が4月1日から開催している「巡るたび、出会う旅。東北 宮城・山形・福島 春の観光キャンペーン」に合わせて企画。「快速湯けむり号」として、仙台駅~新庄駅間を東北本線と陸羽東線経由で結ぶ(4月9日・10日は「花めぐり号」として東北本線仙台駅~郡山駅間を運転)。

 車両はキハ110系で1編成2両、定員は108人。外装ラッピングのテーマは「150年前の客車」。鉄道開業当時の客車が110形蒸気機関車にけん引されていたことから、キハ110系に当時のデザインを模してラッピングした。茶色を基調に赤やオレンジのラインを施す。

 快速湯けむり号の車内では、鉄道開業当時の硬券きっぷをイメージした記念乗車証を配布する(なくなり次第終了)ほか、陸羽東線の乗務員お薦めの沿線商品をアテンダントが販売する車内サービスを行う。

 運行日は6月26日までの土曜・日曜・祝日(5月5日を除く)。全車指定席で、乗車には乗車券のほか指定席券が必要。

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