大崎地域1市4町のスイーツ店やカフェを巡りながら地域の食や観光、歴史に関するクイズに答えてスタンプを集めるデジタルスタンプラリー「おおさきエリア スイーツ&クイズスタンプラリー」が現在、開催されている。
「おおさきエリア スイーツ&クイズスタンプラリー」専用サイト
新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けている観光業と飲食業の回復につなげるため、県内在住者の周遊(マイクロツーリズム)を促すきっかけとして宮城県北部地方振興事務所が主催する。同部署の二階堂真奈美さんは「大崎地域の魅力を多くの方々に伝え、興味を持ってもらい、この地域に足を運んでもらうための取り組みとして、地域にまつわるクイズとスイーツを掛け合わせ、楽しく、おいしく、深く、大崎地域でのひとときを過ごしてほしいと企画した」と話す。
大崎市・色麻町・加美町・美里町・涌谷町の計24店が対象。店内のポスターやチラシに掲載されているQRコードをスマートフォンで読み取り、専用サイトにアクセスして必要事項を入力すると参加できる。対象店を巡ってクイズに答え、スタンプを集めて応募した人に抽選で、スタンプ2個=「大崎地域スイーツ詰め合わせ(2,000円相当)」(50人)、スタンプ5個=「大崎地域地場産品(4,000円相当)」(5人)、スタンプ9個=「鳴子温泉宿泊券(2万円分)」(3人)を進呈する。
「歴史や文化、自然環境、地元食材、地域の観光PRキャラクターなど、幅広いクイズを用意している。ヒントも付いているので、対象の地域を知らない方でも答えが分かり、クイズにまつわる地域の背景を知ってもらえる内容」と二階堂さん。
同時企画として、インスタグラムを使ったハッシュタグキャンペーンも行う。公式インスタグラム「わんさと オオサキ(@onesato_osaki)」をフォローし、対象店のスイーツを撮影して応募用ハッシュタグ「#わんさとオオサキ」を付けて投稿した人に抽選で10人に大崎地域の菓子を贈呈する。
開始から約2カ月で400人以上が参加している。二階堂さんは「スイーツ巡りをしながら観光スポットも訪れ、大崎を最大限に楽しんでほしい。地域の魅力を知ってもらうとともに、地域の方々との会話を通して関係性ができることで、また大崎地域に行ってみようと思ってもらえれば」と期待を寄せる。
1月31日まで。