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仙台朝市の立ち食いそば・立ち飲み「葵」が移転 テークアウトやデリバリーも

女性の「おひとりさま」でも入りやすいようにと、シックな雰囲気に仕上げた店内

女性の「おひとりさま」でも入りやすいようにと、シックな雰囲気に仕上げた店内

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 仙台駅前に立ち食いそば・立ち飲み店「葵(あおい) 本店」(仙台市青葉区中央3、TEL 022-215-0770)が7月7日、移転オープンした。

同店お薦めの「牡蠣(かき)そば」

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 「葵」は1991(平成3)年、仙台朝市近くにオープン。客層は朝市関係者や近隣で働く会社員、買い物客などの30~60代が中心で、近年は女性の「おひとりさま」利用も増えていた。夕方になると店内のテレビでプロ野球や相撲を観戦しながら立ち飲みを楽しむ客も多く見られた。

 同所で30年間営業してきたが、建物の老朽化により今年3月15日に閉店。「これまで通り常連のお客さまが来店しやすいように」と、前店舗から程近い「ホテル京阪 仙台」(8月1日開業予定)1階に移転オープンした。店舗面積は29坪。スタンディングのほか、38席のカウンターチェアも用意する。

 メニューは、毎朝店内で打つ自家製麺と国産のかつお節、宗田節を合わせて取った一番だしを使うそばをはじめ、うどん(以上330円~)、中華そば(500円~)、丼もの(各500円)、カレーライス(490円)などをそろえる。親子丼セット、天丼セット、カツ丼セット(以上、ミニ=570円、並=650円)などのセットメニューも用意する。

 立ち飲み向けのつまみ(100円~350円)は、焼き鳥(2本)、メンチカツ、あじ竜田揚げ南蛮漬け(以上150円)、三角油揚げ、もつ煮込み、厚切りハムカツ(以上200円)、2色のそばサラダ、かきフライ、和だしのチーズ卵焼き(以上250円)、天ぷら盛り合わせ、サーモン刺し(300円)、京都生麩(ふ)よもぎ麩バター焼(350円)など約40種類をラインアップ。仙台朝市で仕入れる魚介の刺し身など日替わりメニューも用意する。

 ドリンクは、ブラックニッカハイボール(380円)、アサヒスーパードライ(390円)をはじめ、酎ハイ(各350円)、日本酒(350円~)、焼酎(370円)、ホッピー(440円)、ワイン(480円)を用意。16時からは、ドリンクとつまみがセットになった「晩酌セット」(530円~、注文は1人1回限り)を提供する。楽天イーグルスの試合がある日は試合中継をテレビで流し、勝った日には生ビール、ハイボール、日本酒、酎ハイを値引きするほか、水曜・土曜もイベントデーとしてドリンク料金を値引きする。

 移転オープンに合わせて、ざるそば、ざるうどん(以上350円)、カレーライス(490円)、丼セット(各650円)などのテークアウト販売も始めた。今後はフードデリバリーサービスにも対応する予定という。

 客単価は、昼=450円、夜=1,000円前後。店を運営するAZコーポレーション(青葉区中央3)の松木仁社長は「女性おひとりさまでも、同僚や友達同士、団体でも、いろいろなシーンに合わせて使い勝手よく利用してもらいたい。毎日でも来てもらえるような値段設定にしているので、朝ご飯、昼ご飯、朝飲み、昼飲み、夜飲みから締めのそばなど、いつでも気軽に来てもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は、平日=7時~23時30分、土曜=10時~19時、日曜・祝日=11時~20時(今後、土曜・日曜・祝日の営業時間変更の可能性あり)。支払いは現金のほか、「PayPay」「メルペイ」「d払い」「au PAY」に対応する。

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