「Pizzeria LAVAROCK(ピッツェリア ラヴァロック)仙台」(仙台市青葉区一番町1、TEL 022-724-7260)が3月10日、仙台トラストタワー1階にオープンした。
森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(東京都品川区)が手掛けるモダンダイニング「ラヴァロック」。東京(京橋、神谷町、丸の内)、大阪、長野に次ぐ6店舗目として仙台に出店した。店名の「LAVA」は溶岩の意で、溶岩石で焼き上げるグリル料理と世界のワインやビールなど豊富な飲み物を提供。溶岩石を敷いたピザ窯の遠赤外線効果を生かしたピザが都内店舗で好評だったことから、仙台店はピザに特化した業態として展開する。
店舗面積は204平方メートル、席数は99席。「マルシェにあるピッツェリア」をコンセプトに、心地よいにぎやかさを演出した店内は、バー、レストラン、テラスと3つのエリアそれぞれ異なる雰囲気に仕上げた。客の気分や用途に合わせた利用に対応する。
ピザは登米市産米粉と県産小麦、伊カプート社の小麦をブレンドしたオリジナルの生地で、「カリッと軽い口当たりで、口の中に広がる米粉のほのかな甘み、もちもちとした食感」が特徴。「菜の花と桜海老(えび)のピザ ニンニクのコンフィ添え」(1,300円)、「三陸産海の幸のピザ ペスカトーレ」(1,600円)など5種類のオリジナルピザを用意。好みのソース(トマト、クリーム、ジェノベーゼ)とチーズ(ミックス、モッツァレラ、水牛モッツァレラ、カチョカバロ)、トッピングを選ぶ「カスタムピザ」(1,200円~)も提供する。トッピングはトマトやオリーブなどの定番具材をはじめ、県産「蔵王地養卵」「牡蠣(かき)のオイル漬け」「石巻産アンチョビー」「宮城サーモンのスモーク」など20種類以上。
そのほか、「ラム肩ロースのハーブマリネグリル マスタードディップ」(ハーフ=1,200円、フル=2,300円)、「山元町の山葡萄(ぶどう)ジュースでマリネした丸ごとスペアリブ」(ハーフ=1,500円、フル=2,800円)などのグリル料理をはじめ、クイックディッシュ、サラダ・前菜、パスタ、ピザ、デザートなどを用意。野菜や加工品、魚介類など、地元宮城の食材をふんだんに使ったメニューを取りそろえる。
ドリンクは、イタリア産をはじめとしたワインのほか、ビール、カクテル、クラフトレモンサワー、ハイボール、ウイスキー・ブランデー、リキュール・スピリッツ、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどを用意する。
新型コロナウイルス感染予防対策として「QRセルフオーダー」を採用。スマートフォンでQRコードを読み取り、メニュー画面で好きなメニューと数量を選ぶと、スタッフを呼ばずにフードやドリンクを注文できる。
20~30代を中心に幅広い年代をターゲットに据える。想定客単価は、ランチ=1,200円、ティー=1,000円、ディナー=4,000円。担当者は「ランチタイム、ティータイム、そして夕暮れとともに始まるディナータイムと、イタリアのおいしい食文化を気軽にお楽しみいただければ」と呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ティー=14時30分~17時30分、ディナー=17時30分~22時(県の時短営業要請中は21時まで)。日曜定休。