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岩沼のレトルト専門「にしき食品」がリブランディング 「究極のレトルト」も

「究極のレトルト」をPRする「にしき食品」営業本部本部長の菊池洋一さん

「究極のレトルト」をPRする「にしき食品」営業本部本部長の菊池洋一さん

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 レトルト食品専門メーカー「にしき食品」(岩沼市)が3月19日、リブランディングにより商品パッケージを一新するとともに、新商品「究極のレトルト」の販売を始めた。

パッケージを一新した「NISHIKIYA KITCHEN」のレトルト食品

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 1939(昭和14)年創業のにしき食品。「ごちそうレトルト」をコンセプトに水や塩、調味料や素材を選び、化学調味料・香料・着色料・保存料を使わずに作る自社ブランド商品を販売。現在、本社に併設する工場直営の本店をはじめ、東京、宮城に計5店舗を展開している。

 同社担当者は「世の中が大きく変わった2020年、自粛生活を余儀なくされおうち時間が増えるとともにレトルト食品の需要も増加し、その価値観も大きく変わってきた。生活様式の変革が求められる中で、改めてわれわれの使命について考えさせられた」と話す。調理時間の短縮や食品の常温備蓄というレトルト食品ならではの価値はそのままに、「皆さまの暮らしになくてはならない『キッチン』になりたい」との思いからブランド名を「にしきや」から「NISHIKIYA KITCHEN」に刷新。店舗や商品パッケージデザインはクリエイティブディレクターの水野学さんが手掛けた。

 リブランディング記念商品として企画した「究極のレトルト」。A5ランク「仙台牛」のもも肉を使った「究極のビーフカレー」と、米国産ブラックアンガスの牛タンを使った「究極のタンシチュー」の2個セット(各200グラム入り)で、桐箱に入れて販売する。

 「究極のビーフカレー」は、赤身と脂身のバランスが絶妙な仙台牛のモモ肉をカレー粉と塩でマリネし、コンベクションオーブンでグリル。じっくりと焼き上げることでうま味を閉じ込め、香ばしさとスパイシーさを引き出した。「究極のタンシチュー」は、牛タンの硬いタン先とタン下の部分を取り除き、煮込みに合う脂身の多いタン元と赤身の多いタン中を大きめにスライス。特製のデミグラスソースでじっくりと煮込み、やわらかいタンシチューに仕上げた。担当者は「特別な日の特別な食事になれば。ちょっといい食器で、少しおしゃれをして、おうち時間を楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。

 価格は5,000円。数量限定で、購入は1人5個まで。公式オンラインショップ、直営店舗で販売する。

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