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エスパル仙台に東北初「タリーズコーヒー アンドティー」 高まる紅茶ニーズに対応

大きな窓からペデストリアンデッキを望む店内左側の客席

大きな窓からペデストリアンデッキを望む店内左側の客席

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 「タリーズコーヒー &TEA(アンドティー) エスパル仙台店」(TEL 022-397-7860)が9月9日、エスパル仙台(仙台市青葉区中央1)本館2階にオープンする。

氷を使わずフローズンフルーツとティーで仕上げた「ベリーベリーアールグレイ」と「ピーチグリーンティー」

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 米国シアトル発祥のスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」。日本国内ではタリーズコーヒージャパン(東京都新宿区)が展開する。「タリーズコーヒー &TEA」は、紅茶メニューを拡充した新コンセプトショップとして2017(平成29)年10月、横浜・元町に1号店をオープン。現在は主要都市を中心に9店舗を展開している。

 同社広報チームの山口さほりさんは「日本紅茶協会調べでは日本の紅茶の輸入量は2017年より増加を続けており、紅茶飲料の市場も拡大している。専門店やホテルで飲むような高貴で優雅なイメージがあった紅茶だが、タピオカブームの影響もあって今や若い世代にも身近な飲み物となり、お茶文化として広がりつつある」と話す。

 同社でも紅茶は2013(平成25)年ごろから成長を続けているカテゴリー。「約15年前にロイヤルミルクティーをタリーズコーヒーの期間限定商品として発売したところ大変好評で、通年販売を望む声を受けて定番商品化した。その後発売したフルーツティーなども好評を頂き、紅茶のニーズがあることを知り、紅茶をメインとした新業態を立ち上げた」という。

 東北初出店となるエスパル仙台店の店舗面積は約66坪、席数は101席。10種類以上のアンドティー限定ティーメニューと、紅茶に合うフードをそろえる。紅茶は、ダージリンやマラウイなどの産地茶や、フルーツを使ったバリエーションティー、季節のロイヤルミルクティーなど豊富にラインアップし、さまざまな紅茶の楽しみ方を提案する。

 限定ティーメニューは、ストレートティーの「アールグレイ クラシック」(430円)、「クオリティ ダージリン」(470円)をはじめ、「ハニーロイヤルミルクティー」(450円)、「ブラッドオレンジティー」(460円)、氷を使わずフローズンフルーツとティーで仕上げたティースムージー「ベリーベリーアールグレイ」(640円)、「ピーチグリーンティー」(700円)など。ノンカフェインの「ルイボスティー」(390円)、日本茶を使った「ほうじ茶ラテ」(420円)などもある。

 「ルラード ~クレーム・パティシエール~ with ブルーベリー」(540円)や「アップルパイ with T'sアイス」(580円)など、東京・代々木上原で人気のブーランジェリー&カフェを構える毛利将人さん監修のアンドティー限定スイーツ「Main Mano(マンマーノ)スイーツ」も提供。タリーズコーヒーで提供しているコーヒーやパスタ、ボールパークドッグやパンケーキなども用意する(価格は全て税別)。

 メインターゲットは20~40代の女性。山口さんは「コーヒーのこだわりは残しつつも、紅茶を含めたお茶の楽しみ方をいろいろと提案していきたい。アンドティーでは紅茶に絞った新業態として、ティーバッグで入れる紅茶以外にもさまざまな組み合わせや産地の違いなどを、導入編としてご家庭で気軽に楽しんでいただけるきっかけづくりになれば」と話す。

 現在は短縮営業中で、営業時間は10時~20時。

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