バナナジュースをテークアウト販売する「Banana planet(バナナプラネット)」(仙台市青葉区二日町)が8月7日の「バナナの日」、仙台市役所近くにオープンした。運営はティーコネクト(一番町3)。
甘さの濃いフィリピン産バナナ「ドール 極撰バナナ」を糖度管理の下で1週間追熟し完熟させ、うま味を凝縮するために急速冷凍して使う。注文が入ってからミキサーにかけ1杯ずつ作って提供。砂糖や合成甘味料、合成着色料は使わず、バナナ本来の甘さを生かす。「スムージーのようにとろっとした口当たりで、甘さはしつこくなく、すっきりしている」と店長の大竹晴香さん。Mサイズで1.5本、Lサイズで2.3本~2.5本のバナナを使うことから、「腹持ちがよく、朝食にもお薦め」という。
熟成バナナと牛乳を合わせた「濃厚バナナミルク」(M=450円、L=580円)を基本に、牛乳を低脂肪牛乳(同額)や無調整豆乳、ヨーグルト(以上、50円増し)、アーモンドミルク(100円増し)にも変更できる。キャラメルソース、黒ごま(以上30円)、アーモンド、グラノーラ、コーンフレーク(以上50円)のトッピングも用意する。大竹さんは「お薦めはアーモンドミルクにアーモンドのトッピング。アーモンドには熱中症対策や日焼け対策の効果があるので今の季節にぴったり。女性客に人気がある」と話す。
オープンから10日がたち、平日は近隣で働く会社員、休日はファミリーやカップルなどが多く来店。多い日で1日約400杯を売り上げている。
「バナナジュースは小さいお子さんから高齢の方まで親しみのある味。美容と健康にも良い飲み物なので、朝ご飯やおやつなど、さまざまな場面で楽しんでいただきたい」と大竹さん。「季節ごとの新商品やお客さまに楽しんでいただけるイベントも企画していきたい。地域密着で地元の皆さまに愛される店になれれば」と話す。
営業時間は8時~17時(バナナがなくなり次第終了)。木曜定休。