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エスパル仙台東館に「お弁当のこばやし」 地元客見込み駅弁に日替わり弁当も

エスパル仙台東館「伊達のこみち」内の店舗前で「網焼き 牛たん弁当」をPRする担当者

エスパル仙台東館「伊達のこみち」内の店舗前で「網焼き 牛たん弁当」をPRする担当者

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 エスパル仙台(仙台市青葉区中央1)東館2階「伊達のこみち」内に8月1日、「お弁当のこばやし」(TEL 022-352-5812)がオープンした。

ひもを引き抜くと5、6分で熱々ホカホカになる「網焼き 牛たん弁当」

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 11月で創業100周年を迎える弁当・総菜製造販売の「こばやし」(宮城野区小田原3)が「仙台・宮城の食文化を発信していく拠点として、地域に貢献していきたい」とオープンした。担当者は「観光や出張などで県外から仙台を訪れる方をはじめ、地元の皆さまにも『お弁当のこばやし』を知ってもらい、利用していただくきっかけになれば」と期待を寄せる。

 常時10種類以上の駅弁を販売。今月リニューアルした「むすび丸弁当」(1,000円)や、宮城県産銀サケを使った新商品の「銀鮭(ぎんざけ)のはらこめし」(1,250円)をはじめ、「仙台だより」(900円)、「伊達(だて)武将隊弁当」「独眼竜政宗辨當(べんとう)」(以上1,100円)、「新みやぎ三陸黄金海道」(1,150円)、「仙台牛ひとめぼれ」(1,180円)、「東北まるごと弁当」(1,200円)など、「仙台・宮城の自慢のおいしさを盛り込んだ駅弁」をラインアップ。日替わり弁当(450円)も数量限定で販売する。

 中でもお薦めとするのは、販売開始から30周年を迎えるロングセラー駅弁「網焼き 牛たん弁当」(1,100円)。1990(平成2)年に行われた同社主催の「第1回駅弁グランプリ」でグランプリを獲得した「あったか~い仙台名物炭焼き牛たん弁当」を商品化したのが始まり。麦飯の上に仙台名物・牛たんをのせた駅弁で、同社で初めて加熱容器を採用した。これまで累計2100万食以上を販売している。

 オープンから半月がたち、駅を利用する地元客の利用が多いという。担当者は「地域の皆さまからのご愛顧により、創業100周年を迎えることができた。これからも地産地消・地域の食文化の発信を通して仙台・宮城を盛り上げていきたい」と意気込む。

 現在は短縮営業中で、営業時間は10時~20時。

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