菓匠三全(仙台市青葉区大町2)が運営する「ずんだ茶寮」とネスレ日本(兵庫県神戸市)のコラボレーション商品「キットカット ミニ ずんだ茶寮 ずんだシェイク風味」が12月1日、発売された。
薄緑色の「キットカット ミニ ずんだ茶寮 ずんだシェイク風味」
「ずんだシェイク」はバニラテイストのシェークに仙台名物「ずんだ」をブレンドしたずんだ茶寮の人気商品。2001(平成13)年、仙台駅1階(現在は移転)の「ずんだ茶寮」オープン時の喫茶メニューとして開発された。仙台市民や観光客などに人気を集め、テレビ番組でマツコ・デラックスさんが絶賛するなど仙台の新名物として全国に広まりを見せた。
ネスレ日本のチョコレート菓子「キットカット」は全国で40種類以上のフレーバーを展開。うち約20種は、日本各地の名産品とコラボレーションしたご当地土産シリーズとして販売している。
今回の商品では、枝豆パウダーを練り込んだサンドクリームを挟んだウエハースを、薄緑色をしたずんだシェイク風味のチョコレートで包み込んだ。パッケージの側面には、ずんだシェイクの紹介やずんだの豆知識を記した。
ずんだシェイクが菓子とコラボした商品の販売は初めて。菓匠三全の担当者は「ずんだシェイクのリキッド(液体)のおいしさをキットカットのサクサク感でお楽しみいただきたい。商品を通してずんだを全国に発信できれば」と話す。
9枚入りで、価格は税別800円。仙台駅や仙台空港などの土産店、菓匠三全広瀬通り大町本店・松島寺町小路店・松島門前店で販売する。