宮城県産のよりすぐりの水産加工品を販売する「みやぎ水産の日まつり」が2月20日、JR仙台駅2階ステンドグラス前で始まった。主催は宮城県、宮城県水産加工研究団体連合会。
県は2014年11月、県内で取れる水産物や水産加工品を県民にもっと知ってもらい、食べてもらおうと、毎月第3水曜を「みやぎ水産の日」に制定。毎月、旬の魚介類をテーマ食材として取り上げPRしている。
「みやぎ水産の日まつり」は、県の多様な食材と優れた技術で生み出された水産加工品の周知と消費拡大を目的に、2015年度からこの時期に開催。本年度は女川・石巻・塩釜などの26社と宮城県立支援学校女川高等学園が手掛けた商品を展示・販売する。
サバ、サンマ、カキ、ホヤ、ウニ、ワカメなどを使った約120商品をラインアップ。先月開かれた「第43回宮城県水産加工品品評会」で農林水産大臣賞を受けた鮮冷「わが家のつみれ さんま」、水産庁長官賞を受けた海祥「マジで恋する大人のコンフィ(ラム・プレーン)」、石巻フーズ「三陸産 生カキフライ 180グラム」、ヤマサ正栄水産「酒蒸しあわび」などもそろえる。
オープニングセレモニーで村井嘉浩県知事は「県の水産加工品は全国屈指の生産量を誇っており、高い技術により食材そのものの価値を最大限に引き出しているところが魅力。事業者の方々がこだわりの水産加工品を直接販売しているので、この機会に宮城のおいしい水産加工品をお買い上げの上、賞味いただければ」と呼び掛けた。
開催時間は10時~20時(最終日は19時まで)。今月24日まで。