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気仙沼産フカヒレを使ったスープ、駅ナカの自販機で販売 永谷園と共同開発

「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」。内容量は190グラム

「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」。内容量は190グラム

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 サメの水揚げとフカヒレの生産が日本一を誇る気仙沼のフカヒレを使った缶飲料「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」が現在、JR東日本の駅ナカなどにある自動販売機「acure(アキュア)」で販売されている。

JR仙台駅の各所に設置されている「アキュア」

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 アキュアで年々売り上げが上昇傾向にあるというスープ系缶飲料。同商品はアキュアを展開するJR東日本ウォータービジネス(東京都渋谷区)が永谷園(港区)と共同開発し、オリジナル飲料ブランド「acure made(アキュアメイド)」の新商品として10月16日に販売を始めた。

 永谷園担当者によると、自動販売機市場ではコーンスープやオニオンスープなど洋風系、みそ汁やおしるこ、甘酒といった和風系が多いのに対して中華系が少ないことに着目し、高級感のあるスープが注目されていることも踏まえ開発したという。

 気仙沼産フカヒレの粉末を0.1%使い、コラーゲン1000ミリグラムを配合。チキン・シイタケのうま味をベースに、ニンニク・ショウガ・オイスターソースを加え、ゴマ油で香り豊かに仕立てた。具材は入っていない。パッケージは金色をベースに高級感を表現し、自販機で見つけやすいよう「ふかひれ」の文字を大きくあしらった。

 販売開始直後から話題を集め、「(アキュアの)ホットスープカテゴリーの中でも大好評となっている」と同商品PR事務局担当者。「自販機にこんな商品があったと、意外性を楽しんでいただけている様子。味もおいしいと好評を頂いている」と話す。

 内容量は190グラムで、価格は140円。オンラインショップでも取り扱う。

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