宮城の日本酒をテーマにした書籍「NIPPON SAKE DISCOVERY 会いに行ける酒蔵ツーリズム 仙台・宮城」が8月24日、発売された。
出版発表会で行われた「日本酒×ツーリズム」パネルディスカッション
日本酒に携わる人とストーリーを通して日本酒と宮城の魅力を伝える同書。宮城県南13自治体の地域経済を活性化するための地域マネジメント観光組織として昨年3月に設立された一般社団法人宮城インバウンドDMO(丸森町)と、東北全体の観光振興を手掛けるVISIT東北(仙台市青葉区中央1)、KADOKAWA(東京都千代田区)が共同で出版した。
「一ノ蔵」「大沼酒造店」「男山本店」「角星」「川敬商店」「寒梅酒造」「佐浦」「佐々木酒造店」など岩手県一関市を含む13蔵を訪問。各蔵の歴史やストーリー、酒造りに携わる人々の日本酒に取り組む思いを紹介する。「酒蔵ツーリズム」のための観光コースや、宮城の酒を扱う宮城と東京の飲食店や酒店の紹介、宮城ゆかりの著名人による「私の好きな一本」なども掲載する。
A5判、192ページ。価格は1,500円(税別)。初版4000部。全国の書店とインターネット通販で取り扱う。